徳満寺 (茨城県利根町)
徳満寺(とくまんじ)は、茨城県北相馬郡利根町にある真言宗豊山派の寺院。
徳満寺 | |
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徳満寺の客殿 | |
所在地 | 茨城県北相馬郡利根町布川3004 |
山号 | 海珠山 |
院号 | 多聞院 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 地蔵菩薩 |
創建年 | 不詳 |
中興年 | 元亀年間(1570年 - 1573年) |
中興 | 祐誠上人 |
文化財 | 間引き絵馬、木造地蔵菩薩立像(以上、利根町指定文化財) |
法人番号 | 5050005007799 |
歴史
編集創建年代は不明である。元亀年間(1570年 - 1573年)、祐誠上人によって中興された。元々は現在の門前のあたりに位置していたが、布川城の廃城を機に、城跡の現在地に移転した[1]。
元禄年間(1688年 - 1703年)、京都の六波羅蜜寺より地蔵菩薩像が持ち込まれ、当寺の本尊となっている。年1回開帳が行われ、「地蔵市」と呼ばれる市が開かれている[2]。
当寺には「間引き絵馬」が所蔵されている。これは誕生直後の乳児を間引いているさまを描いた絵馬で、少年時代の柳田国男がこれを見てショックを受け、後年民俗学を志すきっかけとなったものである[2]。
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日本最古の十九夜塔(右)と時念仏塔(左)
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鐘楼
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寺務所
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宝篋印(陀羅尼)塔
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地蔵堂
文化財
編集交通アクセス
編集- 布佐駅より徒歩23分。
脚注
編集参考文献
編集- 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年