彼杵郡
日本の長崎県(肥前国)にあった郡
郡域
編集概ね現在の下記の区域にあたるが、行政区画として画定されたものではない。
歴史
編集彼杵の郡名の由来は諸説あるが、「肥前国風土記」では景行天皇が土蜘蛛と称された現地の豪族(速来津姫 [1])から得た3色の玉を賞してこの地を「具足玉国(たまそなうくに・そないたまのくに)」と命名したとの故事を記し、転訛して彼杵と称するようになったとしている。
郡衙は現在の大村市内に置かれていたと推定されている。
近世以降の沿革
編集- 所属町村の変遷は西彼杵郡#郡発足までの沿革、東彼杵郡#郡発足までの沿革をそれぞれ参照
脚注
編集参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 42 長崎県、角川書店、1987年6月1日。ISBN 4040014200。
- 旧高旧領取調帳データベース
関連項目
編集先代 ----- |
行政区の変遷 - 1878年 |
次代 西彼杵郡・東彼杵郡 |