彼女と彼 (1963年の映画)
『彼女と彼』(かのじょとかれ)は、1963年に公開された羽仁進監督の日本映画である[1]。
彼女と彼 | |
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Kanojo to kare | |
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監督 | 羽仁進 |
脚本 |
羽仁進 清水邦夫 |
製作 |
小口禎三 中島正幸 |
出演者 |
左幸子 岡田英次 |
音楽 | 武満徹 |
撮影 | 長野重一 |
編集 | 土本典昭 |
製作会社 | 岩波映画製作所[1] |
配給 | 日本アート・シアター・ギルド[2] |
公開 |
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上映時間 | 117分[1] |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
プロット
編集東京の中流階級の女性 石川直子(左幸子)は、スラム街を見下ろす丘の上にある新しいアパートに夫と住んでいた[1]。
夫の英一(岡田英次)がビジネスマンとしての生活に巻き込まれるにつれ、直子は夫の人生の範囲が縮小しても自分の人生を拡大する方法を模索していた。
彼女は近所の貧困さがわかるにつれ安心感を失っていく。
目の見えない少女と犬と一緒にトタンの小屋に住む伊古奈(山下菊二)に不思議なことに惹かれ[1]、中流階級の住まいの安らぎが容赦なく失われていった。
スタッフ
編集キャスト
編集受賞歴
編集- 1963年 第14回ブルーリボン賞 主演女優賞 左幸子『にっぽん昆虫記』『彼女と彼』[5]
- 1963年 第18回毎日映画コンクール女優主演賞 左幸子『にっぽん昆虫記』『彼女と彼』[6]
- 1963年 第37回キネマ旬報ベスト・テン[7]
- 主演女優賞 左幸子(『にっぽん昆虫記』『彼女と彼』)
- 日本映画ベスト・テン7位 『彼女と彼』(羽仁進監督)
- 1964年 第14回ベルリン国際映画祭[3]。
- 銀熊賞 (女優賞) 左幸子(『にっぽん昆虫記』、『彼女と彼』)
- 国際カトリック映画事務局賞(OCIC Award) 羽仁進
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y kinenote.
- ^ a b c 国立映画アーカイブ.
- ^ a b “Berlin International Film Festival (1964) - IMDb”. IMDB.com. 19 December 2021閲覧。
- ^ “IMDB Awards for She and He (1963)”. IMDB.com. 8 December 2020閲覧。
- ^ "1963年 第14回 ブルーリボン賞". allcinema. 2021年12月19日閲覧。
- ^ "毎日映画コンクール 第18回(1963年)". 毎日新聞社. 2021年12月19日閲覧。
- ^ "キネマ旬報ベスト・テン1963年・第37回". キネマ旬報社. 1963年. 2021年12月19日閲覧。
参考文献
編集外部リンク
編集- 彼女と彼 - allcinema
- 彼女と彼 - 日本映画データベース
- She and He - IMDb
- 彼女と彼(1963) - KINENOTE
- 彼女と彼 - 国立映画アーカイブ