張潔
張 潔(ちょう けつ、1937年4月27日 - 2022年1月21日[1])は、中華人民共和国の小説家[2]。代表作に小説『沈重的翅膀』『無字』。アメリカ文学芸術院栄誉院士。国際ペンクラブ中国ペンクラブセンター会員。中国作家協会第四回理事。第五回、第六回全委会委員、第七回名誉委員。政府から中国国家一級作家に認定されている。国務院からの特別政府手当てを受けている。国務院から「特殊貢献作家」の称号を授与された。現職は中国作家協会副主席、北京市作協副主席、北京市政協委員。張潔は中国で最も権威のある文学賞の1つ「茅盾文学賞」を2度獲得した。
張 潔 | |
---|---|
誕生 |
1937年4月27日 中華民国 北平市 |
死没 |
2022年1月21日 (84歳没) アメリカ合衆国 ニューヨーク州 |
職業 | 小説家 |
言語 | 中国語 |
国籍 | 中華人民共和国 |
教育 | 中国人民大学 |
活動期間 | 1960年 - 2022年 |
ジャンル | 小説 |
代表作 |
『沈重的翅膀』 『無字』 |
主な受賞歴 |
第二回茅盾文学賞 1985年 『沈重的翅膀』 第六回茅盾文学賞 2005年 『無字』 |
ウィキポータル 文学 |
張 潔 | |
---|---|
各種表記 | |
繁体字: | 張 潔 |
簡体字: | 张 洁 |
拼音: | Zhāng Jié |
英語名: | Zhang Jie |
略歴
編集原籍は遼寧省撫順市で、1937年に北平市に生まれた。幼少のころに父が死んだ、彼女は母親と二人きりで暮らしていた。
1962年中国人民大学計劃統計系卒業。卒業後は第一機械工業部に配属された。
1961年、中国作家協会に入会。
1978年に執筆活動を開始した。
1982年には国際ペンクラブ中国ペンクラブセンターに加入。中国作家協会の代表団に参加して、アメリカを訪れた。
2022年に死去するまでアメリカに住んでいた[4]。
作品
編集長篇小説
編集- 『沈重的翅膀』
- 『只有一個太陽』
- 『無字』
- 『四只等着餵食的狗』
短篇小説集
編集- 『方舟』
- 『祖母綠』
- 『上火』
- 『来点兒葱、来点兒蒜、来点兒芝麻鹽』
散文集
編集- 『愛、是不能忘記的』
- 『一個中国女人在欧洲』
- 『你是我霊魂上的朋友』
- 『闌珊集』
- 『世界上最疼我的那个人去了』
- 『何必当初』
- 『無字我心』
遊記
編集- 『在那綠草地上』
- 『域外遊記』
- 『流浪的老狗』
受賞
編集1978年、『從森林裡來的孩子』、全国優秀短篇小説賞。
1979年、『誰生活得更美好』、全国優秀短篇小説賞。
1983年、『條件尚未成熟』、全国優秀短篇小説賞。
『祖母綠』、全国第三回優秀中篇小説賞。
1985年、『沈重的翅膀』、全国第二回茅盾文学賞・2001年—2002年優秀長篇小説賞・第六回国家図書賞・第二回女性文学賞。
2005年、『無字』、第六回茅盾文学賞・第二回老舍文学賞・北京市第三回文学芸術賞。
相関
編集脚注
編集- ^ “著名作家張潔逝世享年85歲 她是目前唯一兩次獲茅獎的作家-財經新聞-新浪新聞中心” (中国語). m.news.sina.com.tw. 2022年3月28日閲覧。
- ^ “張潔” (中国語). 中國作家網
- ^ “張潔”. CRL日本語. (2010年7月28日)
- ^ “张洁:毕生都是“出走者”” (中国語). 南都周刊. (2013年10月30日)