広小路通 (京都市)
京都市の通り
概要
編集東は河原町通から西は寺町通までで、距離は約100m程度と短い。全区間が上京区内に含まれる。
立命館大学が現校地の北区衣笠キャンパスに移転する1981年まで本部を構えていた(立命館大学広小路学舎)。そのため、百万遍が京都大学を指すように、広小路は立命館大学を意味して使われていたこともある[1]。
跡地は京都府立医科大学の図書館や京都府立文化芸術会館などになっている。
主な沿道の施設
編集ギャラリー
編集-
1920年代の広小路通
立命館大学を広小路通から望む。正門奥に建つのは法学部学舎の存心館(初代)。画面左に見えるのが養性館(のちの興学館)。 -
1930年頃の広小路通の様子
学生服、袴服姿の学生が未舗装の広小路通を歩く様子がよくわかる。自転車も見える。奥の緑は京都御苑「清和院御門」付近。
関連項目
編集- 京都市内の通り
- その他の地域の広小路通(曖昧さ回避)
出典
編集- ^ ・・・カルチェ・ラタンの誕生、こうして京都での立命館大学の異称は「廣小路」となった。往時の京都人は親しみをこめて京都大学を「百万遍」、同志社大学を「今出川」と呼び慣わした。立命館の場合は「寺町」でも「河原町」でもなく、「廣小路」なのであった。(出典:「廣小路物語 - 立命館発祥の地を遡る(二) 著・吉田幸彦『立命館百年史紀要 19号」(122-123頁))
京都市内の東西の通り | ||
---|---|---|
西は 寺町通 まで |
北隣の通り:石薬師通 | 東は 河原町通 まで |
広小路通 | ||
南隣の通り:荒神口通 |