廣中俊雄
(広中俊雄から転送)
廣中 俊雄(ひろなか としお、1926年10月23日 - 2014年2月24日[1])は、日本の法学者。川島武宜門下。専門は、民法・法社会学・財産法・契約法・日本の公安警察。東北大学名誉教授。広島県広島市出身。
略歴
編集著書
編集- 『日本の警察』(東京大学出版会・東大新書,1955年)
- 『契約法の研究』(有斐閣,1958年)
- 『債権各論講義』(3分冊。有斐閣,1961-63年)
- 『法と裁判』(東京大学出版会・東大新書,1961年)
- 『借地借家判例の研究』(一粒社,1965年)
- 『戦後日本の警察』(岩波書店・岩波新書,1968年)
- 『市民と法と警察と』(音羽書房,1971年)
- 『法と裁判』(東京大学出版会・UP選書,1971年)
- 『民法論集』(東京大学出版会,1971年)
- 『警備公安警察の研究』(岩波書店,1973年)
- 『契約とその法的保護』(創文社,1974年)
- 『法社会学論集』(東京大学出版会,1976年)
- 『農地立法史研究 上』(創文社,1977年)
- 『借地借家判例の研究 2』(一粒社,1978年)
- 『物権法 第2版 増補版』(青林書院,1987年、初版1979年)
- 『言葉の新鮮さについてなど』(創文社,1986年)
- 『私家版 言葉の新鮮さについてなど』(創文社,1986年)、若き日の作品として小説「炎の日」などが追加されている。
- 『民法綱要 第1巻 [1] (総論 上 民法の意義・権利) 新版』(創文社,2006年。初版1989年)
- 『国家への関心と人間への関心 ある法学研究者の歩み』(日本評論社,1991年)
- 『広中俊雄著作集』(創文社,1992年~/信山社, 2020年~)
- 1 契約とその法的保護 1992年
- 2 契約法の理論と解釈 1992年
- 3 不動産賃貸借法の研究 1992年
- 4 民事法の諸問題 1994年
- 5 民法典編纂史の研究 2020年
- 6 農地立法史研究 未刊
- 7 法過程・法意識の研究 2004年
- 8 警察の法社会学 2004年
- 9 警備公安警察史 2020年
- 10 方法に関する諸問題 2021年
- 『ある手紙のことなど』(創文社,1996年)
- 『民法解釈方法に関する十二講』(有斐閣,1997年)
- 『戦争放棄の思想についてなど』(創文社,2007年)
共編著
編集翻訳
編集- ハインリッヒ・ミッタイス(世良晃志郎共訳)『ドイツ私法概説』(創文社,1961年)
記念論集
編集参考
編集- デジタル版日本人名大辞典:[1]
- 桐ヶ谷章, 「廣中俊雄先生退職記念号の発刊に寄せて(廣中俊雄先生退職記念号)」『創価法学』 32巻 1/2号 p.1-3, 2002-11-01, NAID 120004168045
- 『廣中俊雄先生を偲ぶ』(廣中俊雄先生を偲ぶ会編、非売品、2015年)
出典
編集- ^ 広中俊雄氏=東北大名誉教授 毎日新聞 2014年2月28日閲覧。