佐藤岩夫
佐藤 岩夫(さとう いわお、1958年 - )は、日本の法学者。専門は法社会学。学位は、博士(法学)(東北大学)。東京大学社会科学研究所教授等を経て、東京大学相談支援研究開発センター特任教授、東京大学名誉教授。宮城県出身。指導教員は広中俊雄。
経歴
編集- 1976年3月 宮城県仙台第一高等学校 卒業
- 1981年3月 東北大学法学部 卒業
- 1982年4月 東北大学法学部 助手
- 1989年4月 福島大学行政社会学部 助教授
- 1992年4月 大阪市立大学法学部 助教授
- 1999年4月 大阪市立大学法学部 教授
- 2000年10月 東京大学社会科学研究所 助教授
- 2005年10月 東京大学社会科学研究所 教授
- 2003年4月 東京大学相談支援研究開発センター特任教授[1]
- 2003年6月 東京大学名誉教授[2]
学術活動
編集著書
編集単著
編集- 『現代国家と一般条項:借家法の比較歴史社会学的研究』(創文社、1999年)
- 『司法の法社会学Ⅰ:個人化するリスクと法的支援の可能性』(信山社、2022年)
- 『司法の法社会学Ⅱ:統治の中の司法の動態』(信山社、2022年)
- 『市民社会の法社会学:市民社会の公共性を支える法的基盤』(日本評論社、2023年)
共編著
編集- (菅原郁夫・山本和彦)『利用者からみた民事訴訟:司法制度改革審議会「民事訴訟利用者調査」の2次分析』(日本評論社、2006年)
- (林信夫)『法の生成と民法の体系:無償行為論・法過程論・民法体系論』(創文社、2006年)
- (菅原郁夫・山本和彦)『利用者の求める民事訴訟の実践:民事訴訟はどのように評価されているのか』(日本評論社、2010年)
- (菅野和夫・仁田道夫・水町勇一郎)『労働審判制度の利用者調査:分析と提言』(有斐閣、2013年)
- (濱野亮)『変動期の日本の弁護士』(日本評論社、2015年)
- (阿部昌樹・太田勝造)『現代日本の紛争過程と司法政策:民事紛争全国調査 2016-2020』(東京大学出版会、2023年)