幾春別川
日本の河川
幾春別川(いくしゅんべつがわ)は、北海道三笠市および岩見沢市を流れる河川。石狩川水系の1次支川である[1]。
幾春別川 | |
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水系 | 一級水系 石狩川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 59 km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | 343 km2 |
水源 | 北海道三笠市 |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | 石狩川(岩見沢市) |
流域 | 北海道三笠市、岩見沢市 |
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流路
編集夕張山地に源を発し、北西に流れたのち西に転じ、岩見沢市と新篠津村との境界付近で石狩川左岸に合流する。かつては幌向川に合流したのちに石狩川に合流していたが、幾春別放水路の完成後は石狩川へ直通している[2]。
上流には北海道で最初の多目的ダムの桂沢ダム(昭和32年完成)があり、この桂沢ダムの嵩上げ(新桂沢ダム)と、支流の奔別川にダムを新設(三笠ぽんべつダム)する幾春別川総合開発事業が進められている[3]。
川名の由来
編集アイヌ語の「イクスンペッ(i-kus-un-pet)」(それの・向こう側・にある・川)に由来する[4]。
この名称はかつてポロモイ(幌向)に居住していたアイヌ達が、「あっちの方の川」との意で幾春別川をそう呼んでいたための名であると考えられる[5]。
災害史
編集脚注
編集- ^ 幾春別川総合開発事業について 流域の概要(国土交通省北海道開発局 札幌開発建設部)
- ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、43頁。ISBN 978-4-88323-114-0。
- ^ 幾春別川総合開発事業について(国土交通省北海道開発局 札幌開発建設部)
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、61頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、43頁。ISBN 978-4-88323-114-0。
- ^ 岩見沢が濁流の中で孤立『東京日日新聞』昭和7年9月12日(『昭和ニュース事典第4巻 昭和6年-昭和7年』本編p199 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)