平成18年台風第3号
平成18年台風第3号(へいせい18ねんたいふうだい3ごう、アジア名:イーウィニャ、フィリピン名:エスター)は、2006年6月に沖縄県に接近し、朝鮮半島に上陸した台風である。
台風第3号(Ewiniar、イーウィニャ) | |
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カテゴリー4の スーパー・タイフーン (SSHWS) | |
発生期間 | 2006年6月29日 - 7月11日 |
寿命 | 13日 |
最低気圧 | 930 hPa |
最大風速 (日気象庁解析) | 50m/s |
最大風速 (米海軍解析) | 150 mph |
被害地域 | フィリピン, パラオ, 台湾, ヤップ州, 韓国 , 日本 , 中国 |
プロジェクト : 気象と気候/災害 |
概要
編集2006年6月30日、ヤップ島の南で台風3号が発生し、アジア名「イーウィニャ(Ewiniar)」と命名された。命名国はミクロネシアで、嵐の神を意味する。なお、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はこの台風について、フィリピン名「エスター(Ester)」と命名している。台風は北上を続け、7月8日頃沖縄県に接近した。沖縄県を通過後、台風は東シナ海へと進み、7月10日に朝鮮半島南部に上陸し、消滅した。
被害
編集この台風の影響で湿った気流の流入した西日本では大雨となった。九州西海上の東シナ海は大シケとなり、長崎県では漁船が転覆し、漁船の船長が死亡する事故が発生した。また、台風の上陸した韓国南部では大雨による水害や土砂崩れで6人が死亡した。その他に鉄道や高速道路が流失し、住宅への浸水などの被害が発生した。この台風3号による被害は韓国、日本、中華人民共和国、フィリピン、台湾などに及んだ。
外部リンク
編集- デジタル台風:台風200603号(EWINIAR)- 総合情報(気圧・経路図) - 国立情報学研究所(北本朝展)
- 台風3号 (EWINIAR) - 2007年3月12日時点のオリジナルからアーカイブ、JAXA
- 韓国のテレビニュース
- KBSニュース9 (2006年7月10日)
- MBCニュースデスク (2006年7月10日)
- SBS8ニュース (2006年7月10日)