平山郁夫美術館
広島県尾道市瀬戸田町にある美術館
平山郁夫美術館(ひらやまいくおびじゅつかん)は、広島県尾道市瀬戸田町にある美術館。日本画家で日本美術院理事などを務め、尾道市名誉市民(旧瀬戸田町名誉町民)の平山郁夫が生まれ育った生口島瀬戸田町で、1997年4月6日に開館した平山作品の展示美術館である。
平山郁夫美術館 Hirayama Ikuo Museum of Art | |
---|---|
施設情報 | |
専門分野 | 平山郁夫の作品 |
館長 | 平山助成 |
管理運営 |
公益財団法人平山郁夫美術館 法人番号:6240005012382 |
建物設計 | 今里隆 造園:中島健 (造園家) |
延床面積 | 2,180 m2 |
開館 | 1997年 |
所在地 |
〒722-2413 広島県尾道市瀬戸田町沢200-2 |
位置 | 北緯34度18分20.5秒 東経133度5分25.5秒 / 北緯34.305694度 東経133.090417度 |
外部リンク | 公式ホームページ |
プロジェクト:GLAM |
その特徴は、画家としての平山作品だけではなく、幼少期のスケッチや体験談(広島原爆被爆等)や若年期の学校時代の写真など、平山の人物像を展示していることにある[1][2]。館長は実弟の平山助成が就いている。
年中無休で有料。付属施設としてティーラウンジやミュージアムショップがあり、平山作品のレプリカの販売や生口島の名産品を販売している[1]。
館内
編集展示
編集平山郁夫の作品のみ。展示は3つに分けられている。
- 第1展示室 - 画家になるまでの資料・写真・体験談など。
- 第2展示室 - 「しまなみ海道五十三次」
- 第3展示室 - 企画展の展示。シルクロード大作の展示など。
建物
編集建物の設計は今里隆。和風平屋建で延床2,180 m2、平山作品のテーマである「仏教」「平和」を表現している[3]。庭園は中島健によるもので、平山作品のテーマである「瀬戸内海」をモチーフにし、中央には生口島から見える瓢箪島を模した小山を配する[1]。
利用情報
編集2016年現在の公式発表
- 開館時間 - 9:00~17:00
- 休館日 - 原則無休
- 観覧料 - 一般:920円、大学・高校生:410円、中校生以下:210円(10人以上の場合は団体割引がある)
- 駐車場 - 無料40台分
- 付属施設 - ティーラウンジ、ミュージアムショップ