今里 隆(いまざと たかし、Takashi Imazato、1928年2月21日 - )は建築家。杉山隆事務所代表。東京生まれ[1]吉田五十八日本芸術院会員、東京藝術大学名誉教授)に師事した。東京美術学校在学当初から吉田五十八研究室で設計活動に従事。近代数寄屋建築を確立した建築家吉田五十八から基礎を学び、現代に活かした日本建築を追求し作品造りをする。

今里隆
生誕 (1928-02-21) 1928年2月21日(96歳)
東京市
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京美術学校
職業 建築家
今里広記(養父)
所属 吉田五十八研究室
杉山隆建築設計事務所
建築物 池坊本部ビル
池上本門寺大客殿・御廟所
国技館
京都南座改修
日本美術院(東京都台東区谷中)

経歴

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1945年に東京美術学校(現東京藝術大学美術学部)建築科入学、海軍電測学校へ動員[2]後、1949年に東京美術学校を卒業。1949年から1964年まで、吉田五十八研究室に勤務。1964年に杉山隆建築設計事務所創設 現在に至る。1970年、今里広記の養子となる[3]。1988年から1991年まで、東京芸術大学客員教授。現在、日本建築学会会員、国際茶道文化協会評議員、五井平和財団理事。

作品

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代表作に、国技館(鹿島建設との共同設計)、池上本門寺の御廟所・大客殿、平山郁夫美術館醍醐寺霊宝館・醍醐寺伝法学院、京都南座池坊本部ビル、公益財団法人日本美術院成川美術館金田中、美濃吉本店竹茂楼、大平正芳邸、平山郁夫邸、松尾敏男邸、田渕俊夫邸等。歌舞伎座の建て替え計画では劇場監修を担当する。

受賞

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  • 日本経済新聞新製品賞受賞(国技館
  • 東京建築賞(池上本門寺御廟所及び大客殿・成川美術館・花生カントリークラブクラブハウス・公益財団法人日本美術院)
  • きょうと景観賞(京懐石美濃吉本店竹茂楼)
  • BELCA賞受賞(京都南座)
  • 高松市都市景観賞(松平公益会事務所)
  • 大村市都市景観賞(田崎真珠迎賓館「阿古屋荘」)

その他、受賞多数。

著作

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  • 「屋根の日本建築」NHK出版[4]
  • 「建築用木材の知識(これだけは知っておきたい)」鹿島出版会 ISBN 978-4306010901
  • DVD「今里隆パーソナリティと作品」日刊建設通信新聞社[5]

脚注

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