平和台陸上競技場

福岡市中央区城内にある陸上競技施設
舞鶴公園 > 平和台陸上競技場

平和台陸上競技場(へいわだいりくじょうきょうぎじょう)は、福岡県福岡市中央区舞鶴公園にある陸上競技場球技場としても使用される。施設は福岡市が所有し、公益財団法人福岡市緑のまちづくり協会が指定管理者として運営管理を行っている。なお、福岡市の条例に基づく名称は「舞鶴公園陸上競技場」である。

舞鶴公園陸上競技場
平和台陸上競技場
平和台陸上競技場の位置(福岡市内)
平和台陸上競技場
平和台陸上競技場の位置(福岡県内)
平和台陸上競技場
施設情報
所在地 福岡県福岡市中央区城内1-4
位置 北緯33度35分14.65秒 東経130度22分58.09秒 / 北緯33.5874028度 東経130.3828028度 / 33.5874028; 130.3828028座標: 北緯33度35分14.65秒 東経130度22分58.09秒 / 北緯33.5874028度 東経130.3828028度 / 33.5874028; 130.3828028
開場 1948年
所有者 福岡市
運用者 公益財団法人福岡市緑のまちづくり協会
使用チーム、大会
福岡国際マラソン(1959年-)
第3回国民体育大会1948年
収容人員
~10,000人
アクセス
当項目を参照。

概要

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1948年(昭和23年)に開催された第3回国民体育大会の会場として、舞鶴公園の敷地内に「平和台総合運動場」が設けられた。陸上競技場はそのメイン会場として陸上競技と開会式・閉会式を開いた。 翌1949年(昭和24年)5月21日には福岡市に昭和天皇の戦後巡幸があり、競技場が福岡市奉迎場として利用された[1]。その後、1990年に開設された東平尾公園博多の森陸上競技場ができるまでの間、福岡県の主力陸上競技スタジアムとして使用されてきた。

福岡国際マラソンのスタート・ゴール地点として使用されたほか、地域大会クラスの陸上競技サッカーラグビーの大会に使用されている。また、福岡ブルックス(現:アビスパ福岡)が1995年のJFL公式戦3試合で使用した。これはホームスタジアムとなる東平尾公園博多の森球技場が7月竣工であり、開幕に間に合わなかったための処置であった。

2021年5月11日に福岡県内で予定されていた2020年東京オリンピック聖火リレーでは福岡市のセレブレーション会場となっていたが、福岡県が翌12日からの緊急事態宣言の発令地域に追加されることが決定したことで、無観客での点火セレモニーの開催に変更された[2]。なお、走行を予定していたランナーは任意での参加となった[3]

施設概要

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  • 日本陸上競技連盟第3種公認
  • トラック:400mトラック×8コース
  • 収容人員:25,000人(メインスタンド中央部分の座席を除き全て芝生席)
  • 照明設備:無し
  • 面積:19,619m2

アクセス

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脚注

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  1. ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十』東京書籍、2017年3月30日、827頁。ISBN 978-4-487-74410-7 
  2. ^ 東京2020オリンピック聖火リレー 実施内容を変更し開催! - 福岡県庁ホームページ”. www.pref.fukuoka.lg.jp. 2021年6月26日閲覧。
  3. ^ “聖火リレーランナー公募に延べ53万5717件の応募があった。”. 日本経済新聞. (2019年9月27日). オリジナルの2019年9月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190927125733/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50278340X20C19A9CR0000/ 2019年9月27日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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先代
金沢市営陸上競技場
金沢市
国民体育大会
主競技場

福岡国体 (1948年)
次代
武蔵野競技場
武蔵野市