平井正則
平井 正則(ひらい まさのり、1943年9月24日 - )は、日本の天文学者。専門は、恒星分光学。
平井 正則 (ひらい まさのり) | |
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生誕 |
1943年9月24日(81歳) 日本 大分県別府市 |
研究分野 | 恒星分光学 |
研究機関 | 福岡教育大学 |
出身校 | 東京大学 |
主な受賞歴 | 「星空の街・あおぞらの街」全国協議会会長賞「すばる賞」(2004年) |
プロジェクト:人物伝 |
来歴・人物
編集大分県別府市出身。1966年九州大学理学部物理学科を卒業後、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻に進み、藤田良雄のもとで恒星天文学を学ぶ[1]。赤色巨星の大気に多原子分子を観測的に発見したことにより、1973年理学博士号を取得した。1974年、福岡教育大学講師に着任した。翌年の1975年に同大学の助教授、1988年には教授、2007年に定年退職し、現在は福岡教育大学名誉教授。
1998年、第3回東洋天文学史国際会議(ICOA-3、FUKUOKA)を主宰。2003年、世界小惑星センターより、小惑星(9333)を「hiraimasa」と命名される[2]。2004年、「星空の街・あおぞらの街全国大会」全国協議会会長賞「すばる賞」受賞。
訳書
編集- 『月のコロニー』(D.S.ハラシーJr.著 共立出版 共立科学ブックス 1971年)
- 『宇宙』(アイザック・アシモフ著 共立出版)
脚注・出典
編集- ^ 日本の天文学者の系図 - 福江純公式サイト内のページ。
- ^ “(9333) Hiraimasa = 1990 TK3 = 1992 EQ1”. MPC. 2021年9月4日閲覧。