常神半島
日本の福井県にある半島
常神半島(つねがみはんとう)は、福井県三方郡美浜町と同県三方上中郡若狭町にまたがる半島。敦賀半島と共に若狭湾に突出することで美浜湾を分けている。
概要
編集花崗岩からなる半島で、若狭湾の支湾である美浜湾の西端を固める。若狭湾国定公園の一部であり、三方五湖や三方五湖レインボーラインが近くにあるため観光スポットとしても人気がある。半島先端の常神岬には常神岬灯台が建っている。
交通
編集- 国道27号 - 国道162号 - 福井県道216号常神三方線
- 福井県道216号が現在常神半島先端まで到達する唯一の道路である。従ってここが通行不能となった場合、常神の集落は完全に陸の孤島となってしまう。この県道は驚くほどの狭路ではないが、一般的な県道の概念からいくと細い部類に入る県道であり、ここを一日3往復ではあるがバスが運行しているため注意が必要である。なおこの福井県道216号は徐々にではあるが、改善工事が進んでいる。
- 2013年9月13日に発生した平成25年台風第18号に伴う大雨により県道で土砂崩れが発生し、孤立状態となったため、[1]。船での移動の他、仮設の桟橋道路の建設が行われた。9月24日に着工し、開通まで1か月かかる見通しであったが、10月12日開通した[2][3]。
周辺
編集脚注
編集- ^ “若狭町公式ウェブサイト”. 若狭町 (2013年9月21日). 2013年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年9月28日閲覧。
- ^ “生活道途絶えた常神半島に仮設橋 設置工事に着手、開通は1カ月後”. 福井新聞. (2013年9月24日). オリジナルの2013年9月28日時点におけるアーカイブ。 2013年9月28日閲覧。
- ^ “県道常神三方線に仮設橋完成 通行止め4週間ぶり解消”. 福井新聞. (2013年10月13日). オリジナルの2013年10月13日時点におけるアーカイブ。 2013年10月13日閲覧。
- ^ 常神のソテツ - 文化遺産オンライン(文化庁)