常徳寺 (文京区)
東京都文京区にある浄土宗の寺院
常徳寺 | |
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所在地 | 東京都文京区本駒込3-7-16 |
位置 | 北緯35度43分33.77640秒 東経139度45分17.85600秒 / 北緯35.7260490000度 東経139.7549600000度座標: 北緯35度43分33.77640秒 東経139度45分17.85600秒 / 北緯35.7260490000度 東経139.7549600000度 |
山号 | 善龍山 |
院号 | 清源院 |
宗派 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 寛永7年(1630年) |
開山 | 立誉善達 |
公式サイト | 身代わり地蔵常徳寺 |
法人番号 | 6010005000377 |
歴史
編集1630年(寛永7年)、立誉善達によって開山された。元々は湯島天神切通に位置していた日蓮宗寺院「善正寺」を浄土宗に転宗させて成立したものだが、天和の大火で焼失した。再建しようとしたところ、幕府より御用地として接収されたため、1683年(天和3年)に現在地に移転した[1]。
身代わり地蔵
編集当寺は「身代わり地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩像で知られている。江戸時代の地図には「身代地蔵常徳寺」と地蔵名の方が大きく記載されるほどの知名度であった。ある時、当寺第2世転誉上人が病床に伏し、右目が失明しそうになった。そこで、この地蔵に祈ったところ、転誉上人は全快し、代わりに地蔵の右目が腫れていたという。そのことから「身代わり地蔵」として崇められるようになった[1]。
1945年(昭和20年)の空襲では、大きすぎたため運び出すことができずに焼失した。57年後の2002年(平成14年)に、ようやく2代目の身代わり地蔵像が再建された[2]。
寺宝等
編集- 地蔵菩薩(身代わり地蔵)
交通アクセス
編集脚注
編集参考文献
編集- 本郷仏教会寺院誌編纂委員会 編『本郷の寺院―街と寺誌』本郷仏教会、1984年