常与寺
千葉県流山市にある日蓮宗の寺院
常與寺 | |
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所在地 | 千葉県流山市流山2丁目130-1 |
位置 | 北緯35度51分22.44600秒 東経139度53分58.58160秒 / 北緯35.8562350000度 東経139.8996060000度座標: 北緯35度51分22.44600秒 東経139度53分58.58160秒 / 北緯35.8562350000度 東経139.8996060000度 |
山号 | 梅本山 |
宗派 | 日蓮宗 |
寺格 | 素紫寺跡 |
本尊 | 三宝尊 |
創建年 | 嘉暦元年(1326年) |
開山 | 日念 |
中興年 | 寛永13年(1636年) |
中興 | 日遊 |
正式名 | 梅本山常與寺 |
文化財 | 紙本著色日蓮上人像(流山市指定有形文化財) |
公式サイト | 梅本山常與寺 |
法人番号 | 7040005005505 |
概略と沿革
編集「梅本山常與寺記」によると、1326年(嘉暦元年)に日念が開山し、1636年(寛永13年)に日遊が現在地に中興したという[1]。
1872年(明治5年)の学制発布によって小学校教員の養成が急務となり、当時の印旛県が設けた教員養成所「印旛官員共立学舎」(後の千葉師範学校、現在の千葉大学教育学部)が常与寺に設置された。その経緯から、境内には「千葉県師範発祥之地」の石碑がある。共立学舎の生徒94名中、女性が41名入っている事などから、当時の流山地区における教育や女性の意識の高さを窺い知ることができる[1]。市立流山小学校が境内にあった(明治5年(1882年)迄)。境内には、紙本著色日蓮上人像とともに、高さ4.1mのイチョウの樹木がある。
交通アクセス
編集脚注
編集参考文献
編集- 流山市立博物館友の会 編『楽しい東葛寺社事典(東葛流山研究第34号)』崙書房、2016年