市川段四郎

日本の歌舞伎役者の名跡

市川 段四郎(いちかわ だんしろう)は、歌舞伎役者の名跡屋号澤瀉屋定紋は二代目が澤瀉(おもだか)、三代目以降は三升の中に段の字(みますの なかに だんのじ)、替紋は八重澤瀉(やえおもだか)。ただし代々の段四郎は通常替紋の「八重澤瀉」を使用している。昭和まで4代を数える。

三升に段の字
八重澤瀉
  • 二代目 市川段四郎
    • 浅草の立師の子、1855–1922。九代目市川團十郎の門人から立役へ出世、澤瀉屋を門閥にのしあげ、ついには歌舞伎界を代表する長老になった反骨の苦労人。
    • 市村長松 → 坂東羽太作 → 山崎猿之助 → 松尾猿之助 → 初代市川猿之助 → 二代目市川段四郎