川辺 浄長(かわべ の きよなが、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・安芸介。
光仁朝末期の宝亀11年(780年)従五位下に叙爵する。桓武朝の延暦元年(782年)8月に三国広見の後任として主油正に任官すると、延暦2年(783年)3月に忌部人上に官職を譲るが、翌延暦3年(784年)4月には再度主油司に任ぜられている。延暦4年(785年)安芸介に補せられた。
『続日本紀』による。