川端義明
川端 義明(かわばた よしあき、1951年〈昭和26年〉10月7日 - )は、元NHKアナウンサーで 現在はフリーアナウンサー[2]、声優[3]。
かわばた よしあき 川端 義明 | |
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プロフィール | |
出身地 |
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生年月日 | 1951年10月7日(73歳) |
最終学歴 | 立命館大学法学部卒業 |
所属事務所 | フリー |
職歴 | 室蘭(1975-1978)→山形(1978-1980)→宇都宮(1980-1985)→東京アナウンス室(1985-)→沖縄放送局長→放送総局ラジオセンター長→視聴者総局視聴者サービス局長→サービスセンターで退職 |
活動期間 | 1975年 - 2003年、2017年 - |
ジャンル | 報道 |
配偶者 | あり[1] |
出演番組・活動 | |
出演経歴 |
『NHKニュース7』 『NHK週刊ニュース』 |
備考 2015年9月にNHKを退職後は立命館大学客員教授、立命館大学メディア塾塾頭を務める他、声優活動も行う。2017年3月には立命館大学客員教授を退任しフリーアナウンサー、声優として活動 |
略歴
編集人物
編集立命館大学では立命館大学放送局に所属[7]。
1975年、アナウンサーとしてNHKに入局(同期入局のアナウンサーには長田弘之、小野智史、加藤行輝、川上規子、小板橋靖夫、 金野正人、後藤繁榮、桜井洋子、佐藤充宏、志摩悦二郎、島田稔、末田正雄、鈴木桂一郎、周山制洋、高橋洋之、高橋佳久、徳田章、花田和明、三宅民夫、山極裕、山下信、渡辺幹雄)[9]、室蘭に配属。その後、山形、宇都宮を経て1985年8月に東京アナウンス室に異動、報道リポーターを担当。その他、報道局特報部G1グループを兼務、『NHK特集 土地は誰のものか』プロジェクトに出向し制作にも参加する[4]。NHKのニュースキャスターとしては1990年代を中心に活躍し1989年1月7日、昭和天皇崩御の第一報を担当[4]、阪神大震災など歴史的瞬間に立ち会い[10]1996年には『NHKスペシャル』「阪神大震災シリーズ」キャスターでの評価でギャラクシー賞優秀賞を受賞する[4]。
1991年3月、アナウンス室チーフアナウンサー兼放送ニュースセンター[4]。
2000年6月にはアナウンス室エクゼブティブ・アナウンサー(特別職)に就任[4]。
2003年6月2日にNHK沖縄放送局局長に就任しアナウンス職を離れる。その際、2000年の沖縄サミットをはじめ、何度も沖縄を訪れている事から「空が青く空気が透き通っているというのが沖縄の印象。地方放送局長への異動の話が出た時に、沖縄を希望したらその通りになった。」と述べている[1]。その後、放送総局ラジオセンター長(2006年7月)、視聴者総局視聴者サービス局長(2007年7月)を歴任後、2008年7月、NHKサービスセンターに転籍しNHKホール支配人に就任[4]。
2015年4月、立命館大学客員教授に就任[4]。
2015年7月、NHKホール主幹に[4]。
2015年9月、NHKを退職し[5] 作家の手嶋龍一、吉岡忍らと立命館大学東京キャンパスにて「ジャーナリストの志」を伝える目的として立命館大学メディア塾を開講する[10]。
NHK時代の出演番組
編集- 各種リポート
- 有珠山噴火(1977年)
- 日航ジャンボ機墜落事故(1985年)[1]
- NHKモーニングワイド(土曜 1988年4月 - 1989年3月、平日6時台 1989年4月 - 1990年3月)キャスター
- NHKニュース (正午)(1990年4月 - 1991年3月)キャスター
- NHKニュース (午後7時)(1991年4月 - 1993年3月)キャスター
- NHKニュース7(1993年4月 - 1995年3月)初代キャスター
- NHKスペシャル(1995年4月)キャスター
- 「オウム真理教」2本シリーズ
- 「阪神大震災シリーズ」を1年間担当。
- さわやかインタビュー
- NHKニュース9(1998年4月 - 1999年3月)キャスター
- NHK週刊ニュース(1999年4月 - 2003年5月)キャスター
- BSスペシャル
- 国会中継
- 小渕前首相をしのぶ(2000年5月15日)
- 選挙特別番組キャスター
声優
編集ラジオドラマ
編集- 放送90年 特集オーディオドラマ ニッポン・ローリング・デイズ〜浅草レビュー青春物語〜(2015年)[11]
音声ドラマ
編集- 長屋王残照記(2016年)ナレーション - 81レーベル第2弾 81プロデュース35周年企画[12]。
脚注
編集- ^ a b c “[ひと]NHK沖縄放送局長に就任するキャスターの川端義明さん”. 琉球新報 (琉球新報社). (2003年5月29日). オリジナルの2016年8月21日時点におけるアーカイブ。 2016年7月31日閲覧。
- ^ a b 川端義明 (2017年12月23日). “KBS京都ラジオの『ほっかほかラジオ』の笑福亭晃瓶さん、中村薫さんに会ってきました。”. 鎌倉から. サイバーエージェント. 2019年1月16日閲覧。
- ^ “川端義明のプロフィール、出演情報、スケジュール”. ザテレビジョン. KADOKAWA. 2017年4月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “川端義明:所属俳優”. 81produce. 81プロデュース. 2018年8月6日閲覧。
- ^ a b 川端義明 (2016年9月21日). “サンデー毎日一年!”. 鎌倉から. サイバーエージェント. 2017年4月1日閲覧。
- ^ 川端義明 (2017年3月26日). “肩書きがなくなります!”. 鎌倉から. サイバーエージェント. 2017年4月1日閲覧。
- ^ “選挙報道でお馴染みNHKエグゼクティブアナウンサー川端義明さん(S50法)が沖縄放送局局長に就任!!”. 校友会NEWS. 立命館大学校友会 (2003年5月30日). 2016年7月31日閲覧。
- ^ 川端義明 (2017年9月5日). “女子アナのファンに、なりました!”. 鎌倉から. サイバーエージェント. 2017年12月8日閲覧。
- ^ NHKアナウンサー史編集委員会 編「NHKアナウンサー一覧」『アナウンサーたちの70年』講談社、1992年12月21日、22-23頁。ISBN 4-06-203232-5。
- ^ a b “放送人:立命館メディア塾・塾頭 川端義明さん”. 毎日新聞東京朝刊 (毎日新聞社). (2015年8月10日). オリジナルの2016年7月30日時点におけるアーカイブ。 2016年8月16日閲覧。
- ^ “ニッポン・ローリング・デイズ~浅草レビュー青春物語~”. NHK オーディオドラマ. NHK. 2016年7月31日閲覧。
- ^ “里中満智子「長屋王残照記」三木眞一郎主演、加藤英美里が妻役のドラマCD発売”. コミックナタリー. ナターシャ (ナターシャ). (2016年5月31日) 2016年8月16日閲覧。
参考文献
編集- NHKアナウンサー史編集委員会 編『アナウンサーたちの70年』講談社、1992年12月21日。ISBN 4-06-203232-5。