川名大
略歴
編集千葉県(現南房総市)生まれ。千葉県立安房高等学校、早稲田大学第一文学部卒、慶應義塾大学・東京大学両大学院修士課程にて近代俳句を専攻。三好行雄、高柳重信に学ぶ。東京都立三田高等学校教諭、聖光学院中学校・高等学校(横浜市)教諭、東京都公文書館史料編纂係などを歴任した。近代俳句の軌跡を俳句表現史の視点から構築[2]。2022年、第22回現代俳句大賞受賞。
著書
編集- 『昭和俳句の展開』桜楓社 1979
- 『新興俳句表現史論攷』桜楓社 1984
- 『昭和俳句新詩精神の水脈』有精堂出版 1995
- 『現代俳句』ちくま学芸文庫 2001
- 『モダン都市と現代俳句』沖積舎 2002
- 『俳句は文学でありたい』沖積舎 2005
- 『挑発する俳句癒す俳句』筑摩書房 2010
- 『俳句に新風が吹くとき 芥川龍之介から寺山修司へ』文學の森 2014
- 『昭和俳句の検証 俳壇史から俳句表現史へ』笠間書院 2015