川上線
日本の領有下の樺太豊栄郡豊北村から同郡川上村を結んだ鉄道省の鉄道路線
川上線(かわかみせん)とは、樺太豊栄郡豊北村の小沼駅から同郡川上村の川上炭山駅までを結んでいた鉄道省の鉄道路線である。
川上線 | |
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基本情報 | |
現況 | 廃止 |
国 | 日本(1921 - 1946年) |
所在地 | 樺太豊栄郡 |
種類 | 普通鉄道 |
起点 | 小沼駅 |
終点 | 川上炭山駅 |
駅数 | 7駅 |
開業 | 1914年4月10日 |
廃止 | 1946年2月1日 (鉄道省として) |
所有者 | 樺太庁 → 鉄道省 |
運営者 | 樺太庁 → 鉄道省 |
路線諸元 | |
路線距離 | 21.9km |
営業キロ | 21.9km |
軌間 | 1067mm |
線路数 | 全線単線 |
電化区間 | なし |
路線データ
編集歴史
編集- 1914年(大正3年)4月10日 - 樺太庁鉄道川上線小沼駅 - 奥川上駅間開通。川上駅・奥川上駅新設。
- 同日 - 三井鉱山株式会社の石炭専用鉄道が、奥川上駅 - 川上炭山間を軌間 610 mm で開業。
- 1922年(大正11年)10月1日 - 樺太庁鉄道が奥川上駅 - 川上炭山駅間を無償借上げ(同日までに、三井鉱山が同区間を軌間1,067mmに改築)。新規開業区間に中山駅・川上炭山駅新設。既設区間に川上温泉駅新設。
- 1925年(大正14年)2月4日 - 奥川上駅 - 川上炭山駅間が、樺太庁鉄道に寄付される。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 川上駅を本川上駅に、川上温泉駅を丸山駅に改称。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 樺太の内地編入にともない、樺太庁から鉄道省に移管[1]。
- 1945年(昭和20年)
- 1946年(昭和21年)
その後統治するロシアは、この路線を補修しながらそのまま利用していたが、 1997年に旅客輸送、2004年に貨物輸送を廃止した。
駅一覧
編集駅名 | 営業キロ | 接続路線 | 所在地 | ||
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小沼駅 | 0.0 | 鉄道省:樺太東線・豊真線 | 樺太 | 豊栄郡 | 豊北村 |
西小沼信号場 | 2.6 | 豊真線との施設上の分岐点 | |||
本川上駅 | 5.6 | ||||
丸山駅 | 10.9 | ||||
奥川上駅 | 13.1 | ||||
中山駅 | 17.2 | 川上村 | |||
川上炭山駅 | 21.9 |
脚注
編集- ^ 鉄道省告示第63号『官報 1943年4月1日』出版者:大蔵省印刷局(編)昭和18年(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 運輸省告示第88号『官報 1946年3月22日』出版者:大蔵省印刷局(編)昭和21年(国立国会図書館デジタルコレクション)