島田飴
概要
編集島田飴は花嫁の島田髷をかたどった飴細工であり、縁結びの縁起物であるとされる。
現在は地元ボランティアが祭りの直前に作成している[1]。作成された飴は全て吉岡八幡神社により縁結びの祈祷を受け「島田飴まつり」で限定販売されるが、整理券が30分で無くなるほどの人気であるという[2]。
島田飴は、神棚または部屋の高いところへ、大きく末広がりの面を手前にして飾り、新年を迎えたら小さく分けて食べる。食べきらない飴は、砂糖代わりに利用される。
起源
編集元和年間の12月14日に吉岡八幡神社の神主が村を通りかかったところ、高島田に髷を結った花嫁が現れ恋煩いとなったが、村人が高島田の髷の形の飴を持って慰問した。神主は島田飴を気に入り、薬の様に服用したところ回復した。神主は村の人々に感謝し、12月14日に縁結びの祭事を催すこととなった[3]。
脚注
編集- ^ 「良縁」太鼓判 島田飴作りピーク・大和 - 河北新報
- ^ 島田飴まつり~大和町の伝統ある縁結びのお祭り~ - まほろばホール(大和町ふれあい文化創造センター)
- ^ 島田飴まつり - 宮城県観光協会
- ^ 縁結び、カボチャで応援「島田飴まつり」 - 河北新報
- ^ 良縁を応援 島田飴まつり・大和 - 河北新報