八幡神社 (大和町)
宮城県黒川郡大和町吉岡にある神社
吉岡八幡神社(よしおかはちまんじんじゃ)と通称される八幡神社(はちまんじんじゃ)は、宮城県黒川郡大和町吉岡にある神社。石の間造の社殿で知られ、焼失する以前は宮城県から重要文化財の指定を受けていた[1][2]。
八幡神社 | |
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楼門 | |
所在地 | 宮城県黒川郡大和町吉岡字町裏39 |
位置 | 北緯38度26分52.4秒 東経140度53分13.1秒 / 北緯38.447889度 東経140.886972度座標: 北緯38度26分52.4秒 東経140度53分13.1秒 / 北緯38.447889度 東経140.886972度 |
主祭神 | 応神天皇 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 1618年(遷宮) |
本殿の様式 | 石の間造 |
別名 | 吉岡八幡神社 |
例祭 | どんと祭(1月14日)、春季例祭(4月15日)、夏季例祭(7月31日)、秋季大祭(9月第3日曜日)、冬季例祭(12月14日) |
主な神事 | 夏越大祓輪くぐり(夏季大祭)、流鏑馬(秋季大祭)、島田飴まつり(冬季例祭) |
地図 |
歴史
編集もとは現・福島県福島市飯坂町(陸奥国信夫郡)にあり、伊達氏の支族である飯坂氏の氏神だったが、飯坂氏を継いだ伊達宗清に伴って現・宮城県仙台市泉区松森(陸奥国宮城郡)に遷宮した[1]。さらに1616年(元和2年)に吉岡城に移った宗清に伴い、城下町であり、かつ、奥州街道や出羽仙台街道などの宿場でもある吉岡宿の現在地に1618年(元和4年)に遷宮、1817年(文化14年)に黒川郡総鎮守となった[1]。1882年(明治5年)には、村社の社格を与えられている[1]。
1710年(宝永7年)に造営した社殿は、1953年(昭和28年)に宮城県重要文化財となるも、1987年(昭和62年)8月13日の落雷により焼失した[1]。
祭事・年中行事
編集夏の夏越大祓輪くぐり、秋の流鏑馬、冬の島田飴まつりが知られている[3][4][5][6]。
冬季例祭で行われる島田飴まつりは、400年以上続く縁結びの神事であり、まつりの名称となっている島田飴は当日のみ販売される[7][8]。
脚注
編集- ^ a b c d e “八幡神社”. 宮城県神社庁. 2014年11月28日閲覧。
- ^ “史跡めぐり”. 大和町. 2014年11月28日閲覧。
- ^ “祭り・催し物”. 大和町. 2014年11月28日閲覧。
- ^ 宮城県観光連盟 (2014年7月14日). “吉岡八幡神社・輪くぐり”. 宮城県観光連盟. 2014年11月28日閲覧。
- ^ 宮城県観光連盟 (2014年6月18日). “吉岡八幡神社・やぶさめ”. 宮城県観光連盟. 2014年11月28日閲覧。
- ^ 宮城県観光連盟 (2014年9月24日). “島田飴まつり”. 宮城県観光連盟. 2014年11月28日閲覧。
- ^ “島田飴まつり”. 島田飴まつり実行委員会. 2014年11月28日閲覧。
- ^ “東北の聖地を訪ねて 2014年1月11日放送 第36回 宮城県大和町島田飴まつり”. 東日本放送 (2014年1月11日). 2014年11月28日閲覧。
外部リンク
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