岩滝口駅
京都府宮津市にあるWILLER TRAINSの駅
岩滝口駅(いわたきぐちえき)は、京都府宮津市須津にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線の駅である[3]。駅番号はT16。「宮豊線」の愛称区間に含まれている。
岩滝口駅 | |
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駅舎(2023年4月) | |
いわたきぐち Iwataki-guchi (阿蘇の入江) | |
◄T15 天橋立 (3.7 km) (2.9 km) 与謝野 T17► | |
所在地 | 京都府宮津市須津705-4 |
駅番号 | T16 |
所属事業者 | WILLER TRAINS(京都丹後鉄道) |
所属路線 | ■宮津線(宮豊線)* |
キロ程 | 32.8 km(西舞鶴起点) |
電報略号 | イキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
44人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)7月31日[1][2] |
備考 | 無人駅 |
概要
編集駅は宮津市内にあるが、鉄道駅の無かった旧岩滝町(現・与謝野町)の玄関駅であるため、岩滝町への入り口という意味で「岩滝口駅」と名称がついている[1]。
普通列車のみ停車。1996年3月16日のダイヤ改正までは、急行「丹後」1号・2号(西舞鶴駅まで普通列車として運転。)5号(西舞鶴駅から普通列車)・8号・9号の停車駅だった。
国鉄・JR時代は駅前のタバコ屋兼宿屋であった、旅館江戸屋[6]のたばこ売り場で切符を販売していた。
また、第2日曜日には、吉津婦人会による、「ふれあい ほっとさろん」を当駅舎内にて開催している[7]。
歴史
編集- 1925年(大正14年)7月31日:国有鉄道の宮津駅 - 丹後山田駅(現・与謝野駅)間延伸時に開業[1][2]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:駅員無配置駅となる[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1][2]。
- 1990年(平成2年)4月1日:北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる[1][2]。
- 1992年(平成4年)3月:現駅舎に改築。
- 2015年(平成27年)4月1日:WILLER TRAINSへの移管により、京都丹後鉄道宮豊線の駅となる。
駅構造
編集西舞鶴方から見て線路は西に延び、北側に1面1線のプラットホームがある地上駅。分岐器や絶対信号機がないため、停留所に分類される。
利用状況
編集1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 156 |
2000 | 137 |
2001 | 140 |
2002 | 90 |
2003 | 99 |
2004 | 85 |
2005 | 123 |
2006 | 96 |
2007 | 107 |
2008 | 104 |
2009 | 82 |
2010 | 60 |
2011 | 60 |
2012 | 68 |
2013 | 47 |
2014 | 47 |
2015 | 38 |
2016 | 63 |
2017 | 55 |
2018 | 47 |
2019 | 44 |
駅周辺
編集駅前は住宅地となっているが、店舗が点在する。国道は北側、高速道路は南側を通るが、ともに駅から少し離れた所を通る。なお、駅と国道の間は京都府道614号線で結ばれている。
- 宮津与謝消防組合消防本部
- 宮津警察署吉津駐在所
- 吉津郵便局
- 日本冶金工業大江山製造所
- 須津彦神社
- 山陰近畿自動車道 - 南西側に与謝天橋立ICがある。
- 国道176号
- 国道178号
- 京都府道・兵庫県道2号宮津養父線
- 京都府道614号岩滝口停車場線
バス路線
編集駅前に丹海バス「岩滝口」停留所があり、宮津駅・伊根方面への路線を運行している。2006年に丹海バスの当駅乗り入れにより鉄道との接続を改善した。かつての「岩滝口駅前」は「須津」に改称している。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、24,27-28頁。
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、322頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 京都丹後鉄道公式サイト
- ^ “岩滝口駅の愛称が「阿蘇の入江」駅に決まりました!”. 北近畿タンゴ鉄道 (2013年6月10日). 2015年11月30日閲覧。
- ^ 「KTR岩滝口駅の愛称決まる 「阿蘇の入江」駅に」『京都新聞』京都新聞社、2013年5月9日、朝刊、19面。
- ^ 現在は廃業し、飲料の自動販売機があるのみである。
- ^ 吉津婦人会から「ほっとさろん」開催 - 宮津市ホームページ、広報誌お知らせ版(9月3日発行)2010年9月3日。[リンク切れ]
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
関連項目
編集外部リンク
編集- 岩滝口駅 - 京都丹後鉄道