岩村 和夫(いわむら かずお、1948年 - 2024年11月1日)は、日本の建築家東京都市大学名誉教授武蔵工業大学環境情報学部教授社団法人日本建築家協会理事・国際委員会委員長、国際建築家連合UIA理事を歴任。岩村アトリエ代表。社団法人日本建築学会地球環境委員会幹事。

東京都の世田谷区深沢環境共生住宅-市浦都市開発建築コンサルタンツ、現・市浦ハウジング&プランニングらと-などで知られる。

経歴

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神戸市生まれ。1971年(昭和46年)、早稲田大学理工学部建築学科卒業1973年(昭和48年)、同大学院修士課程修了後、フランス政府外務省給費研修生(技術交流)として渡仏。1974年(昭和49年)、在パリ、ジョルジュ・キャンディリスのGeorges Candilis事務所入所しおもにパリやアテネ、中東での仕事に従事し、1976年にドイツ・ダルムシュタットで建築設計事務所AG5を設立などを経て、1980年(昭和55年)に岩村アトリエ設立。1998年(平成10年)から武蔵工業大学環境情報学部教授。代表作は深沢住宅の他、ファンハウス札幌スタジオ、屋久島環境共生住宅など。2001年にWorld Habitat Award、2003年に日本建築学会賞を受賞。

2024年(令和6)11月1日、がんのため横浜市の病院で死去[1]。76歳没。

著書

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  • SD選書 201 『自然な構造体』 F.オットー他著 の訳

参考文献

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脚注

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