岩手県立岩泉高等学校田野畑校
岩手県田野畑村にあった高等学校
岩手県立岩泉高等学校田野畑校（いわてけんりつ いわいずみこうとうがっこうたのはたこう）は、岩手県下閉伊郡田野畑村にあった公立高等学校。略称は田校（たこう）。
| 岩手県立岩泉高等学校田野畑校 | |
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画像募集中 | |
 北緯39度55分13秒 東経141度54分1.62秒 / 北緯39.92028度 東経141.9004500度座標: 北緯39度55分13秒 東経141度54分1.62秒 / 北緯39.92028度 東経141.9004500度 | |
| 過去の名称 |
岩手県立岩泉農業高等学校田野畑分校 岩手県立岩泉高等学校田野畑分校 |
| 国公私立の別 | 公立学校 |
| 設置者 | 岩手県 |
| 学区 | 宮古学区 |
| 併合学校 |
岩手県立岩泉高等学校田野畑分校島越分室 岩手県立岩泉高等学校田野畑分校平井賀分室 岩手県立岩泉高等学校田野畑分校沼袋臨時教室 |
| 校訓 | 響け大地に われらの鼓動 |
| 設立年月日 | 1948年5月1日 |
| 閉校年月日 | 2012年3月31日 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 本校 | 岩手県立岩泉高等学校 |
| 分校 |
岩手県立岩泉高等学校田野畑分校島越分室（1955年統合） 1954年 - 1955年 岩手県立岩泉高等学校田野畑分校平井賀分室（1956年統合） 1955年 - 1956年 岩手県立岩泉高等学校田野畑分校沼袋臨時教室（1957年統合） 1956年 - 1957年 |
| 課程 | 全日制課程 |
| 単位制・学年制 | 学年制 |
| 設置学科 | 普通科 |
| 学期 | 2学期制 |
| 所在地 | 〒028-8407 |
|
岩手県下閉伊郡田野畑村菅窪43-4 | |
| 外部リンク |
公式サイト （Wayback Machine） |
 ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 | |
岩手県立岩泉高等学校（岩泉町）の分校である。
沿革
編集→本校である岩泉高校の#沿革も参照
- 1948年（昭和23年）5月1日 - 定時制の「岩手県立岩泉農業高等学校田野畑分校」として、田野畑村立田野畑中学校内に開校[1][2]。定時制課程（夜間）農業科を開設[3]。
- 1949年（昭和24年）4月1日 - 「岩手県立岩泉高等学校田野畑分校」に改称[1][2]。
- 1953年（昭和28年） - 田野畑中学校が新校舎へ移転[2]。
- 1954年（昭和29年） - 岩手県立岩泉高等学校田野畑分校島越分室を開設[2]。
- 1955年（昭和30年）
- 1956年（昭和31年）
- 1957年（昭和32年）3月 - 沼袋臨時教室を統合（廃止）[2]。
- 1965年（昭和40年） - 新校舎を落成[2][3]。
- 1966年（昭和41年） - 新校舎に移転[2][4]。
- 1968年（昭和43年） - 体育館を落成[2]。
- 1971年（昭和46年） - 全日制課程普通科を開設し、定時制課程を募集停止[3]。グラウンドを造成[2]。
- 1972年（昭和47年） - 特別教室棟を落成[2]。
- 1976年（昭和51年） - 学級数増設に伴い、仮設校舎を落成[2]。
- 1991年（平成3年） - 「岩手県立岩泉高等学校田野畑校」に改称[2]。
- 1992年（平成4年） - 武道場を落成[2]。
- 1995年（平成7年） - 平成7・8年度伝統文化教育推進指定校に指定[2]。全国高等学校総合文化祭の郷土芸能部門と放送部門ビデオレター部門で共に文部大臣奨励賞を受賞[2]。
- 1996年（平成8年）
- 1997年（平成9年） - 校舎と特別教室棟を大規模改修[2]。
- 1998年（平成10年） - 千代田杯 第36回放送・マルチメディアコンクールのテレビ制作ドラマ・ドキュメント部門「最優秀賞」[2]。
- 2004年（平成16年） - 県教育委員会が「県立高校新整備計画後期マスタープラン」を策定し、当校の廃止（統合）方針を発表[3]。
- 2010年（平成22年）4月1日 - 岩手県立岩泉高等学校へ統合し、生徒募集を停止[6][2]。
- 2012年（平成24年）
学科
編集廃止学科
編集教育目標
編集- 真理の探究 - 真実を探し求めること
- 心身の錬磨 - 心と体を鍛え抜くこと
- 人格の陶冶 - 自分の能力や才能を信じ、育てること
- 個性の伸長 - 自分の個性を伸ばすこと
- 勤労の尊重 - 他人への奉仕の心を大切にすること
出典：[8]
めざす生徒像
編集- 何事にも一生懸命取り組む生徒
- 思いやりのある優しく心豊かな生徒
- 勤労や奉仕活動をいとわない生徒
- 郷土を愛し、母校を愛する生徒
出典：[9]
学校活動
編集主な学校活動（行事）を掲載[10]。
- 4月 - 始業式、入学式
- 5月 - 体育祭
- 6月 - 前期中間考査、登山（3年生）
- 7月 - 終業式
- 夏季休業
- 8月 - 始業式
- 9月 - 前期末考査、登山（1年生）
- 10月 - 文化祭、岩手県高等学校総合文化祭
- 11月 - 後期中間考査
- 12月 - 修学旅行（2年生）、終業式
- 冬季休業
- 1月 - 始業式
- 2月 - 後期末考査、送別会
- 3月 - 卒業式、一般入学者選抜検査、終業式
- 学年末休業
部活動
編集2009年度時点で活動していた部活動[11]。
運動部
編集- 硬式野球部
- バドミントン部
- バスケットボール部
- 卓球部
文化部
編集- JRC部
生徒・学級数
編集1974年度以降の定員数・生徒数・学級数の推移。
| 年度 | 定員 | 生徒数 | 増減 | 学級数 | 増減 | 出典 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1974（昭和49）年度 | 90 | 不明 | 不明 | 普通科1学級増[2] | |||
| 1978（昭和53）年度 | 45 | 普通科1学級減[2] | |||||
| 1980（昭和55）年度 | 100 | [12] | |||||
| 1981（昭和56）年度 | 78 | －22 | |||||
| 1982（昭和57）年度 | 71 | －7 | |||||
| 1983（昭和58）年度 | 86 | 15 | |||||
| 1984（昭和59）年度 | 96 | 10 | |||||
| 1985（昭和60）年度 | 98 | 2 | |||||
| 1986（昭和61）年度 | 97 | －1 | |||||
| 1987（昭和62）年度 | 96 | －1 | |||||
| 1988（昭和63）年度 | 106 | 10 | |||||
| 1989（平成元）年度 | 102 | －4 | |||||
| 1990（平成2）年度 | 107 | 5 | |||||
| 1991（平成3）年度 | 104 | －3 | |||||
| 1992（平成4）年度 | 100 | －4 | |||||
| 1993（平成5）年度 | 95 | －5 | |||||
| 1994（平成6）年度 | 40 | 83 | －12 | 1学級40人化 | |||
| 1995（平成7）年度 | 94 | 11 | |||||
| 1996（平成8）年度 | 106 | 12 | |||||
| 1997（平成9）年度 | 106 | 0 | |||||
| 1998（平成10）年度 | 92 | －14 | |||||
| 1999（平成11）年度 | 92 | 0 | |||||
| 2000（平成12）年度 | 90 | －2 | 3 | [13] | |||
| 2001（平成13）年度 | 82 | －8 | 3 | 0 | [14] | ||
| 2002（平成14）年度 | 66 | －16 | 3 | 0 | [15] | ||
| 2003（平成15）年度 | 50 | －16 | 3 | 0 | [16] | ||
| 2004（平成16）年度 | 52 | 2 | 3 | 0 | [17] | ||
| 2005（平成17）年度 | 31 | －21 | 3 | 0 | [18] | ||
| 2006（平成18）年度 | 32 | 1 | 3 | 0 | [19] | ||
| 2007（平成19）年度 | 37 | 5 | 3 | 0 | [20] | ||
| 2008（平成20）年度 | 37 | 0 | 3 | 0 | [21] | ||
| 2009（平成21）年度 | 40 | 3 | 3 | 0 | [22] | ||
| 2010（平成22）年度 | 0 | 16 | －24 | 2 | －1 | [23] | 統合、募集停止 |
| 2011（平成23）年度 | 14 | －2 | 1 | －1 | [24] | 閉校 | |
周辺
編集- 宮古消防署田野畑分署
脚注
編集出典
編集- ^ a b “学校沿革”. 岩手県立岩泉高等学校. 岩手県. 2008年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 田野畑村政策推進課（編）「輝かしい歴史に幕- 岩泉高校田野畑校が閉校」（PDF）『広報たのはた』第541号、2012年4月1日、22-23頁、2023年9月27日閲覧。
- ^ a b c d e f 梶田真「山村における全日制普通高校の設置と地元子弟の進学行動 - 岩手県立岩泉高等学校小川校の全日制転換を事例として -」（PDF）『地理科学』第74巻第4号、地理科学学会、2019年、4頁、doi:10.20630/chirikagaku.74.4_201。
- ^ a b c 「3.11を胸に卒業、閉校 岩泉高田野畑校が式典」『岩手日報』2012年3月4日。オリジナルの2012年3月5日時点におけるアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ a b “田野畑高校ニュース 1996年12月”. 田野畑高校ページ. エクナネット. 2023年9月27日閲覧。
- ^ “第3章 教育施策の推進状況” (PDF). 岩手県. p. 68 (2018年). 2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校紹介”. 岩手県立岩泉高等学校田野畑校. 岩手県. 2008年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ “教育目標”. 岩手県立岩泉高等学校田野畑校. 岩手県. 2007年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校案内”. 岩手県立岩泉高等学校田野畑校. 岩手県. 2005年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ “School Information 1999” (英語). 田野畑高校ページ. エクナネット. 2007年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ “生徒会紹介”. 岩手県立岩泉高等学校田野畑校. 岩手県. 2009年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ ““データ表示 (市区町村データ) 田野畑村 - E 教育 - E4501 高等学校生徒数（人）”. e-Stat. 独立行政法人統計センター. 2023年9月27日閲覧。
- ^ “高等学校”. 岩手県. 2001年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ “高等学校”. 岩手県. 2002年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ “高等学校”. 岩手県. 2002年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成15年度” (PDF). 岩手県. p. 52 (2003年). 2004年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成16年度” (PDF). 岩手県. p. 52 (2004年). 2004年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成17年度” (PDF). 岩手県. p. 54 (2005年). 2007年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成18年度” (PDF). 岩手県. p. 54. 2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成19年度” (PDF). 岩手県. p. 54. 2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成20年度” (PDF). 岩手県. p. 54. 2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成21年度” (PDF). 岩手県. p. 46. 2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成22年度” (PDF). 岩手県. p. 43. 2023年9月27日閲覧。
- ^ “学校一覧 平成23年度” (PDF). 岩手県. p. 43. 2023年9月27日閲覧。
関連項目
編集- 岩手県高等学校の廃校一覧
- 岩手県立岩泉高等学校 - 本校
外部リンク
編集公式サイト
- 岩手県立岩泉高等学校田野畑校（Wayback Machine・2008年2月21日アーカイブ分）
- 田野畑高校ページ
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