岩手県立岩泉高等学校
岩手県岩泉町にある高等学校
岩手県立岩泉高等学校(いわてけんりつ いわいずみこうとうがっこう)は、岩手県下閉伊郡岩泉町にある公立の高等学校。略称は泉高。
岩手県立岩泉高等学校 | |
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校門前(2020年6月) | |
北緯39度50分38.9秒 東経141度47分43秒 / 北緯39.844139度 東経141.79528度座標: 北緯39度50分38.9秒 東経141度47分43秒 / 北緯39.844139度 東経141.79528度 | |
過去の名称 |
岩泉町立農業学校 岩手県立岩泉農業学校 岩手県立岩泉農業高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 |
岩泉町(1943年 - 1945年) 岩手県(1945年 -) |
学区 | 宮古学区 |
併合学校 |
岩手県立岩泉高等学校小本分校 岩手県立岩泉高等学校小川校 岩手県立岩泉高等学校田野畑校 |
校訓 | 立志・邁進・才知・共生 |
設立年月日 | 1943年4月29日 |
共学・別学 | 男女共学 |
分校 |
小川校(2003年統合) 1948年 - 2003年 田野畑校(2012年統合) 1948年 - 2012年 小本分校(1976年統合) 1953年 - 1976年 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D103210000548 |
高校コード | 03164A |
所在地 | 〒027-0501 |
岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字松橋4 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集6月に体育祭、10月に文化祭(泉高祭)。修学旅行は2年生の12月。
教育課程は2年に上がるときに分かれ、就職コース、専門学校進学コース、大学進学コースになる。大学進学コースは3年へ上がるときに文系・理系を分離する。
この学校には鉄筋ブロック2階建ての寮設備があり、秀峰寮と呼ばれている。男子20名、女子18名収容可。当校から直線距離で200メートルほどの場所にある。
沿革
編集→田野畑校(旧:田野畑分校)の#沿革も参照
- 1943年(昭和18年)
- 1944年(昭和19年)12月1日 - 寄宿舎を設置[1]。
- 1945年(昭和20年)4月1日 - 設置者を岩手県へ移管し、「岩手県立岩泉農業学校」に改称[1][3]。
- 1948年(昭和23年)
- 1949年(昭和24年)4月1日 - 「岩手県立岩泉高等学校」に改称。校章を制定[1]。全日制課程と定時制課程の普通科をそれぞれ開設[4]。
- 1953年(昭和28年) - 小本村に定時制課程の「岩手県立岩泉高等学校小本分室」を開設[4]。開校10周年記念として校歌(作詞:小田島孤舟、作曲:下総皖一)[7]を制定[1]。
- 1956年(昭和31年) - 小本分室が小本分校に昇格[4]。
- 1958年(昭和33年) - 定時制課程普通科を廃止[4]。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 家政科を開設[8]。
- 1976年(昭和51年)4月1日 - 農業科を募集停止[8]。小本分校を統合。小川分校の定時制課程を廃止し、全日制課程の「小川分室」を開設[4]。
- 1977年(昭和52年) - 全日制課程の小川分室が、小川分校に昇格[4]。
- 1981年(昭和56年)4月1日 - 家政科を募集停止[8]。
- 1985年(昭和60年)11月16日 - 新校舎落成記念式典を挙行[1]。
- 1997年(平成9年)3月14日 - 秀峰セミナー会館を落成[1]。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 岩手県立岩泉高等学校小川校を統合[5]。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 普通科1学級分を削減[8]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 普通科1学級分を臨時増設[8]。
- 2012年(平成24年)4月1日 - 岩手県立岩泉高等学校田野畑校を統合[6]。
- 2013年(平成25年)3月28日 - 多目的室内練習場(i-spoジム)を落成[1]。
- 2018年(平成30年)11月30日 - 特別教室棟の耐震補強工事を実施[1]。
- 2020年(令和2年)5月24日 - 給食の提供開始[1]。
学科
編集廃止学科
編集課程 | 学科 | 設置年 | 廃止年 | 出典 |
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全日制課程 | 家政科 | 1963年 | 1983年 | [8] |
農業科 | 不明 | 1978年 | ||
定時制課程 | 普通科 | 1949年 | 1958年 | [4] |
教育方針
編集「知育、徳育、体育の調和」
- 真理の探究
- 心身の練磨
- 人格の陶冶
- 個性の伸長
- 勤労の尊重
部活動
編集運動部
編集計8部が活動している。そのうち、バレーボール部とバスケットボール部は女子のみ[2]。
文化部
編集計3部が活動している[2]。
- 総合文化部 - 美術部門と家庭研究部門がある。
- 吹奏楽部
- 郷土芸能同好会
アクセス
編集小本川と清水川の合流点、岩泉町役場の向かい。岩泉町民バス・東日本交通「岩泉高校前」バス停が校門前にある。
かつては岩泉線岩泉駅が最寄りの鉄道駅であったが、2010年(平成22年)以降は災害で不通(バス代行)となり、2014年(平成26年)3月限りで廃止となった。
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m “学校沿革”. 岩手県立岩泉高等学校. 岩手県. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c d “中学生の皆さまへ”. 岩手県立岩泉高等学校. 岩手県. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b 「伝統の重み、60周年祝う<岩泉高>」『岩手日報』2003年10月20日。オリジナルの2004年1月9日時点におけるアーカイブ。2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 梶田真「山村における全日制普通高校の設置と地元子弟の進学行動 - 岩手県立岩泉高等学校小川校の全日制転換を事例として -」(PDF)『地理科学』第74巻第4号、地理科学学会、2019年、4頁、doi:10.20630/chirikagaku.74.4_201。
- ^ a b 「55年の校史に幕<岩泉高小川校>」『岩手日報』2003年3月11日。オリジナルの2003年3月14日時点におけるアーカイブ。2023年9月26日閲覧。
- ^ a b 「3.11を胸に卒業、閉校 岩泉高田野畑校が式典」『岩手日報』2012年3月4日。オリジナルの2012年3月5日時点におけるアーカイブ。2023年9月26日閲覧。
- ^ “校歌”. 岩手県立岩泉高等学校. 岩手県. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f “学校沿革”. 岩手県立岩泉高等学校. 岩手県. 2008年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月26日閲覧。
関連項目
編集- 岩手県高等学校一覧
- 実業学校
- 岩手県立岩泉高等学校田野畑校 - 元分校
外部リンク
編集公式サイト・ブログ