岡山車掌区(おかやましゃしょうく)は、岡山県岡山市北区岡山駅構内にある西日本旅客鉄道(JR西日本)中国統括本部の車掌が所属する組織である。

歴史

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  • 1906年明治39年)12月1日:岡山車掌監督として発足。
  • 1909年(明治42年)12月11日:岡山車掌長に改称。糸崎車掌駐在所が統合され、岡山車掌長糸崎駐在になる。
  • 1912年(明治45年)3月31日:神戸車掌長姫路駐在が統合され、岡山車掌長姫路駐在になる。
  • 1914年大正3年)3月10日:再び岡山車掌監督に改称。糸崎駐在および姫路駐在は継承される。
  • 1923年(大正12年)
  • 1929年昭和4年)5月11日:岡山車掌所に改称。糸崎車掌駐在は糸崎支所に、津山駐在は津山支所に、姫路駐在は姫路支所になる。
  • 1933年(昭和8年)9月1日:両備福山支所が発足。
  • 1935年(昭和10年)12月14日:両備福山支所が福山支所になる。
  • 1936年(昭和11年)9月1日:岡山車掌区に改称。福山支所・津山支所・糸崎支所・姫路支所は、それぞれ福山支区・津山支区・糸崎支区・姫路支区になる。
  • 1947年(昭和22年)1月10日:津山支区は津山車掌区に、糸崎支区は糸崎車掌区に分離。姫路支区は神戸車掌区に移管される。
  • 1948年(昭和23年)
    • 1月13日:宇野派出所が発足。
    • 9月25日:福山支区が福山車掌区になり、岡山車掌区から分離。
  • 1949年(昭和24年)7月12日:宇野派出所が廃止。
  • 年月日不明:岡山操車場派出所が廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:福山車掌区が岡山車掌区福山派出所に、津山車掌区が岡山車掌区津山支区になる。
  • 1988年(昭和63年)10月1日大阪西車掌所岡山支所が岡山車掌区岡山新幹線支区になる。
  • 1989年平成元年)3月11日:津山支区は津山運転所と統合して、津山列車区になる[1]
  • 1990年(平成2年)3月10日:岡山新幹線支区が廃止される。
  • 1991年(平成3年)4月1日:福山派出所が府中鉄道部に移管される。
  • 2015年(平成27年)3月14日:この日行われたダイヤ改正により、国鉄時代より続いていた「サンライズ瀬戸」号の東京駅までの越境乗務が廃止され、児島駅 - 岡山駅 - 姫路駅間の乗務に短縮される。同時に岡山駅 - 姫路駅間の「サンライズ出雲」の乗務も担当するようになる。[2]


脚注

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  1. ^ 『JR気動車客車編成表』90年版 ジェー・アール・アール ISBN 4-88283-111-2
  2. ^ 「鉄道会社はややこしい」 - 光文社、2016年9月8日発行

参考文献

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  • 村上心『日本国有鉄道の車掌と車掌区』成山堂書店 2008年 ISBN 978-4425303410