岐阜県立本巣高等学校
岐阜県本巣市にあった高等学校
岐阜県立本巣高等学校(ぎふけんりつもとすこうとうがっこう)とは、かつて岐阜県本巣市にあった公立の高等学校。
岐阜県立本巣高等学校 | |
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国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 岐阜県 |
設立年月日 | 1920年 |
閉校年月日 | 2004年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
設置学科 | 普通科・家政科 |
所在地 | 〒500-8889 |
岐阜県本巣市仏生寺859-1 | |
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概要
編集2004年に岐阜県立岐陽高等学校と統合し、岐阜県立本巣松陽高等学校の新設により廃校。校舎は本巣松陽高等学校本巣校舎となり、完全統合により本巣松陽高等学校の校舎となる。本巣松陽高等学校は2020年に創立100周年であるが、これは本巣高等学校(旧制中学校の岐阜県本巣中学校)の開校が1920年であるからである。
校訓
編集- 質実剛健
- 文武両道
沿革
編集岐阜県本巣中学校
編集- 1919年(大正8年)11月 - 本巣郡北方町の町会議長兼町長の山中駒次より、本巣郡に中学校の設置が提案される。
- 1920年(大正9年)
- 2月 - 本巣中学校の設置が認可される。
- 4月10日 - 開校。北方尋常高等小学校を仮校舎とする。
- 1921年(大正10年)4月27日 - 本巣郡席田村の糸貫川河川敷(現在地)に新校舎が完成し、移転。
- 1922年(大正11年)
- 5月 - 校舎を増築する。
- 11月12日 - 開校式を行う(本巣高等女学校と合同)。
- 1923年(大正12年)4月3日 - 講堂が完成。
- 1926年(大正15年)10月28日 - 図書館が完成。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 岐阜県立本巣高等学校に改称する。
岐阜県立本巣高等女学校
編集- 1920年(大正9年)12月 - 本巣郡に女学校の設置が決まる。
- 1921年(大正10年)
- 3月 - 本巣郡立本巣高等女学校として開校。
- 4月18日 - 開校式。郡役所2階を仮校舎とする。
- 5月18日 - 郡役所、及び北方尋常高等小学校を仮校舎とする。
- 1922年(大正11年)
- 9月 - 北方町大門[1]に校舎が完成し、移転。
- 11月12日 - 開校式を行う(本巣中学校と合同)。
- 1923年(大正12年)4月1日 - 岐阜県に移管され、岐阜県立本巣高等女学校に改称する。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 岐阜県立本巣女子高等学校に改称する。
岐阜県立本巣高等学校
編集- 1948年(昭和23年)8月 - 本巣高等学校と本巣女子高等学校が統合され、岐阜県立本巣高等学校となる。校地校舎は本巣高等学校(旧・本巣中学校)を使用。
- 1949年(昭和24年)4月1日 - 全日制普通科・商業科、定時制普通科・昼間別科を設置
- 1952年(昭和27年)4月26日 - プールが完成。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 席田村の一部(上保・郡府・北野・春近・石原・三橋・仏生寺)が糸貫村に編入される
- 1958年(昭和33年)2月10日 - 全日制商業科、昼間別科の募集を停止。生活科を設置。
- 1960年(昭和35年)
- 2月19日 - 定時制普通科の募集を停止。
- 4月1日 - 糸貫村が町制施行により糸貫町となる
- 1962年(昭和37年) - 体育館が完成。講堂を取り壊し。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 生活科を家政科に改称。
- 1966年(昭和41年)12月19日 - 北舎が完成。
- 1968年(昭和43年)5月 - 本館(一期)が完成。
- 1969年(昭和44年)3月 - 本館(二期)が完成。
- 1970年(昭和45年)3月 - 本館(三期)が完成。
- 1972年(昭和47年)10月4日 - 格技場が完成。
- 1980年(昭和55年) - 第2運動場が完成。
- 1984年(昭和59年)3月 - 特別教室が完成。図書館を取り壊し。
- 1989年(平成元年)6月14日 - 新体育館が完成。従来の体育館は取り壊し。
- 1993年(平成5年)3月 - プールを改修する。
- 2003年(平成15年)11月27日 - 普通科、家政科の募集を停止
- 2004年(平成16年)
- 2006年(平成18年)3月 - 完全統合により本巣松陽高等学校の校舎となる。
出身者
編集脚注
編集参考文献
編集- 糸貫町史 通史編 (糸貫町 1982年) P.821 - 831
- 創立80周年記念誌 松樹 (本巣高等学校創立80周年記念誌編集委員会 2000年)