山本唯翔
新潟県松代町出身の陸上競技選手
山本 唯翔(やまもと ゆいと、2001年5月16日 - )は、新潟県松代町出身の陸上競技選手。専門は長距離種目。城西大学経営学部卒業。SUBARU所属。
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選手情報 | ||||
フルネーム | やまもと ゆいと | |||
愛称 | 山の妖精 | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 長距離走 | |||
所属 | SUBARU | |||
大学 | 城西大学経営学部 | |||
生年月日 | 2001年5月16日(23歳) | |||
出身地 | ・新潟県松代町 | |||
身長 | 168cm | |||
体重 | 51kg | |||
自己ベスト | ||||
3000m | 8分04秒15 | |||
5000m | 13分51秒08 | |||
10000m | 28分25秒21 | |||
ハーフマラソン | 1時間01分34秒 | |||
編集 |
経歴
編集中学・高校時代
編集新潟県松代町(現十日町市)出身。地元の十日町市立松代中学校に入学。その後、実家を離れ開志国際高等学校に入学。2年次に第69回全国高校駅伝に出場し、3区・区間21位でチームは、24位に終わる。3年次には第25回全国都道府県対抗男子駅伝に出場し、1区・区間34位で新潟県チームは35位に終わる[1]。
大学時代
編集大学1年次
編集- チームとして出雲駅伝の出場はなかった。
- 11月の第52回全日本大学駅伝はの7区に出走し、区間13位の走りで、チームは16位に終わり、関東地区の大学では唯一他地区の大学に敗れた。
- 2月の第1回全国招待大学対校男女混合駅伝競走大会では3区で区間2位の走りを見せチームは5位に入った。
大学2年次
編集- チームは、学生三大駅伝すべての大会の出場を逃した。
大学3年次
編集- チームとして出雲駅伝、全日本大学駅伝の出場はなかった。
- 11月の日体大長距離競技会では10000mに出場し、28分25秒21と自己ベストを更新した。
- 同じく11月には、激坂最速王決定戦2022@ターンパイク箱根 登りの部に出場し、2位の快走を見せた[4]。
- 1月の第99回箱根駅伝では5区を走り4人抜きの快走で区間賞を獲得し、チームは9位に浮上した。東洋大の宮下隼人が持つ区間記録を更新した。チームは総合9位に入り5年ぶりのシード権を獲得した。櫛部静二監督からは、「山の神にならなくていいから、山の妖精になろう」と声をかけられ、「山の妖精」という愛称が定着した[5]。
- 同じく1月の第28回全国都道府県対抗男子駅伝では最終7区を走り区間4位の走りで9人を抜き順位を23位に上げた[6]。
- 2月の香川丸亀国際ハーフマラソンでは自己ベストとなる1時間01分34秒を記録した[7]。
大学4年次
編集- チームとして5年ぶりの出場となった第35回出雲駅伝はアンカーの6区に出走し、区間3位の走りで、チームの学生三大駅伝では初めての表彰台となる、3位に貢献した[8]。
- チームとして3年ぶりの出場となった第55回全日本大学駅伝はアンカーの8区に出走し、区間5位の走りで、チームは5位に入り、シード権獲得に貢献した[9]。
- 1月の第100回箱根駅伝では5区を走り往路3位でゴールし、今井正人の記録には惜しくも及ばなかったが[10]、1時間09分14秒の区間新記録で区間賞を獲得し、金栗四三杯を獲得した[11]。チームは過去最高位の総合3位に入り2年連続のシード権を獲得した[12]。
実業団時代
編集戦績・記録
編集大学三大駅伝
編集学年 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
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1年生 (2020年度) |
第32回 ― - ― 大会中止 |
第52回 7区-区間13位 53分39秒 |
第97回 5区-区間6位 1時間13分03秒 |
2年生 (2021年度) |
第33回 城西大学 不参加 |
第53回 城西大学 不参加 |
第98回 城西大学 不参加 |
3年生 (2022年度) |
第34回 城西大学 不参加 |
第54回 城西大学 不参加 |
第99回 5区-区間賞 1時間10分04秒 区間新記録 |
4年生 (2023年度) |
第35回 6区-区間3位 29分49秒 |
第55回 8区-区間5位 59分51秒 |
第100回 5区-区間賞 1時間09分14秒 区間新記録 |
その他の駅伝戦績
編集年 | 大会 | 区間 | 区間順位 | 記録 | 備考 |
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2018 | 第41回伊那駅伝 | 3区(7.2km) | 11位 | 23分39秒 | |
第69回全国高等学校駅伝競走大会 | 3区(8.1075km) | 21位 | 24分54秒 | ||
2020 | 第25回全国都道府県対抗駅伝競走大会 | 1区(7.0km) | 34位 | 20分41秒 | |
2021 | 第1回全国招待大学対校男女混合駅伝競走大会 | 3区(5.0km) | 2位 | 14分26秒 | |
2023 | 第28回全国都道府県対抗駅伝競走大会 | 7区(13.0km) | 4位 | 37分42秒 | |
2024 | 第29回全国都道府県対抗駅伝競走大会 | 7区(13.0km) | 4位 | 37分50秒 |
自己記録
編集- 3000m - 8分04秒15(2023年3月25日:TOKOROZAWAゲームズSpring2023)
- 5000m - 13分51秒08(2023年7月8日:ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会)
- 10000m - 28分25秒21(2022年11月12日:第300回日本体育大学長距離競技会)
- ハーフマラソン - 1時間01分34秒(2023年2月5日:第75回香川丸亀国際ハーフマラソン)
関連項目
編集- 櫛部静二 - 城西大学男子駅伝部監督
脚注
編集- ^ “天皇盃 第25回 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会”. 天皇盃 全国男子駅伝 大会結果 (2020年1月19日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “区間記録:箱根駅伝2021”. 読売新聞オンライン (2021年1月2日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “第99回箱根駅伝予選会 個人成績2021”. 読売新聞オンライン (2022年10月15日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “城西大5年ぶりシードへ「激坂最速王」ワンツーの1年・斎藤将也&3年・山本唯翔がハイレベル5区争い”. スポーツ報知 (2022年12月23日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “山の神ならぬ『山の妖精』トレンド入り 城西大の櫛部監督が5区山本唯翔へ”魔法の言葉” 区間新呼ぶ”. 中日スポーツ (2023年1月2日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ ““山の妖精”山本唯翔選手 区間4位の好タイム 新潟県は23位【全国男子駅伝】”. TBS NEWS DIG (2023年1月22日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “【陸上】丸亀ハーフで箱根ランナーたちが快走 “山の妖精”山本唯翔など5区経験者が好タイム”. 日テレ NEWS DIG (2023年2月6日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “出雲駅伝で創価大と城西大が大躍進!ともに過去最高の2位と3位でゴール 箱根駅伝往路優勝も視界に”. スポーツ報知 (2023年10月10日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “城西大は全日本大学駅伝過去最高の5位 4区区間賞の斎藤将也「100点満点の走り」”. 4years (2023年11月8日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “【箱根駅伝】“山の妖精”城西大・山本唯翔が5区の区間新更新「山の神にはなれなかったけど…」”. 日刊スポーツ (2021年1月2日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “金栗杯は城西大・山本唯翔が受賞!2年連続の5区区間新「マラソンでオリンピックへ」/箱根駅伝”. 月陸Online (2024年1月3日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ “往路の「貯金」守った城西大、過去最高の3位 箱根駅伝”. 産経新聞 (2024年1月3日). 2024年1月9日閲覧。