山手 (神戸市)
山手(やまて)は、兵庫県神戸市垂水区にある町名。一丁目から八丁目がある。郵便番号は655-0891[2]。
山手 | |
---|---|
北緯34度38分03秒 東経135度03分48秒 / 北緯34.63417度 東経135.06333度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 兵庫県 |
市町村 | 神戸市 |
区 | 垂水区 |
地区 | 東垂水地区 |
人口 | |
• 合計 | 2,738人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
655-0891[2] |
市外局番 | 078 (神戸MA)[3] |
ナンバープレート | 神戸 |
地理
編集垂水区の南部に位置する。南北に長い住宅地域である。六丁目から八丁目までは福田川左岸に位置する。二丁目と三丁目の中心を、南北に福田川の河岸段丘崖が走っている[4]。すぐ南側にはJR神戸線と山陽電気鉄道本線が通り、東垂水駅がある。東は東垂水、泉が丘、南は平磯、西は中道、福田川を挟んで馬場通、野田通大町 (神戸市)、福田 (神戸市)、北は乙木に接する。住居表示が実施されている[5]。
歴史
編集- 1930年(昭和5年)4月から1933年(昭和8年)1月 - 東垂水区第二耕地整理組合によって福田川左岸の東垂水町字川中、字川原、字大坪、字中道、字坂上、字山脇、字這上リの各地域が耕地整理された[6]。その総面積は6万1千坪であり、1万1千7百坪の道路が新たに整備された[4]。東垂水町であったころ、それらの地域は西から東へ川中通、川原 (神戸市)通、坂上通、中道通、山手通と称された[4]。
- 1965年(昭和40年)9月14日 - 台風24号に刺激を受けた秋雨前線により集中豪雨。住宅街で23カ所のがけ崩れが発生。9世帯が避難[7]。
- 1970年(昭和45年) - 住居表示実施と共に東垂水町字山田、字大門、字山脇より山手一丁目から三丁目が成立した[6][8]。
- 1980年(昭和55年) - 一丁目から六丁目となった[8]。1981年(昭和56年)に、一丁目から七丁目となった[8]。
- 1984年(昭和59年) - 一丁目から八丁目が設置される。[8]。
町名の変遷
編集実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
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山手一丁目 | 1970年(昭和45年)6月 | 東垂水町字山田、字大門、字山脇 |
山手二丁目 | ||
山手三丁目 | ||
山手四丁目 | 1980年(昭和55年)8月 | 東垂水町(一部) |
山手五丁目 | ||
山手六丁目 | ||
山手七丁目 | 1981年(昭和56年)8月 | |
山手八丁目 | 1984年(昭和59年)11月 |
世帯数と人口
編集2021年(令和3年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
山手一丁目 | 221世帯 | 400人 |
山手二丁目 | 155世帯 | 198人 |
山手三丁目 | 291世帯 | 475人 |
山手四丁目 | 198世帯 | 406人 |
山手五丁目 | 263世帯 | 485人 |
山手六丁目 | 168世帯 | 306人 |
山手七丁目 | 103世帯 | 191人 |
山手八丁目 | 124世帯 | 277人 |
計 | 1,483世帯 | 2,738人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]。
丁目 | 番 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
一丁目 | 1番〜3番 | 神戸市立東垂水小学校 | 神戸市立垂水東中学校 |
4番〜8番 | 神戸市立垂水小学校 | 神戸市立垂水中学校 | |
二丁目 | 1番、6番 | ||
2番〜5番 | 神戸市立高丸小学校 | ||
三丁目 | 全域 | ||
四丁目 | 1番〜6番 | ||
7番〜10番 | 神戸市立東垂水小学校 | 神戸市立垂水東中学校 | |
五丁目 | 1番〜7番 | 神戸市立高丸小学校 | 神戸市立垂水中学校 |
8番〜10番 | 神戸市立東垂水小学校 | 神戸市立垂水東中学校 | |
六丁目 | 全域 | 神戸市立高丸小学校 | 神戸市立垂水中学校 |
七丁目 | 全域 | ||
八丁目 | 全域 | 神戸市立福田小学校 | 神戸市立垂水東中学校 |
交通
編集施設
編集- 寺社
- 継孝院 - 山手二丁目1番24号
- 公園
- 東垂水展望公園
脚注
編集- ^ a b “住民基本台帳に基づく人口(町丁目別・年齢別)”. 神戸市 (2021年12月31日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2022年2月2日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年2月2日閲覧。
- ^ a b c 『神戸の町名 改訂版』。
- ^ “神戸市町名一覧表(平成22年7月15日現在)” (PDF). 神戸市. 2010年9月27日閲覧。
- ^ a b 『垂水の今と昔』、10-13頁頁。
- ^ 「近畿・四国の前触れ被害広がる 一万二千戸が浸水」『日本経済新聞』昭和40年9月15日.15面
- ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』。
- ^ “神戸市小中学校区一覧”. 神戸市. 2022年2月2日閲覧。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会・竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。
- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 片岡善亀 編『垂水の今と昔』神戸深江生活文化史料館、1995年。