山岡洋一
日本の翻訳家
略歴
編集経済、経営、金融を中心とする社会科学分野全般の翻訳に携わるほか、J.S.ミル『自由論』やアダム・スミス『国富論』等、古典の新訳もおこなった。 翻訳をテーマとしたオンライン・ジャーナル『翻訳通信』を主宰していた。
著書
編集編著
編集- 『ビジネスマンのための経済・金融英和実用辞典』(日経BP社) 1996
訳書
編集- 『アメリカ金融・景気指標の読み方 投資家のための手引書』(レイシー・H・ハント、東洋経済新報社) 1988
- 『相場の波で儲ける法 大マネー・ゲーム時代の成功術』(マーク・ファーバー、東洋経済新報社) 1989
- 『エリック・ザ・バイキング』(テリー・ジョーンズ、日本放送出版協会) 1990
- 『海に消えた怪物 メディア王マクスウェルは現代史の黒幕たらんとしたのか』(トム・バウアー、文藝春秋) 1992
- 『サムソン・オプション』(セイモア・ハーシュ 、文藝春秋) 1992
- 『エリツィンの選択』(ヴラジーミル・ソロヴィヨフ, エレーナ・クレピコヴァ、文藝春秋) 1992
- 『デス・オブ・マネー』(ジョエル・クルツマン、講談社) 1993
- 『闘うプログラマー ビル・ゲイツの野望を担った男達』(パスカル・ザカリー、日経BP出版センター) 1994
- 『新生日本の条件』(エドワード・リンカーン、講談社) 1994
- 『東アジア巨大市場 - 日本は「脱米入亜」に舵を取れ』(ジェームズ・アベグレン、阪急コミュニケーションズ) 1994
- 『大統領執務室 裸のクリントン政権』(ボブ・ウッドワード、仁平和夫共訳、文藝春秋) 1994
- 『見えざる富の帝国』(ケネス・S・カーティス、講談社) 1994
- 『IFR国際金融用語辞典』(ビジネス教育出版社) 1995
- 『アメリカはなぜ日本に原爆を投下したのか』(ロナルド・タカキ、草思社) 1995
- 『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』(ジム・コリンズ, ジェリー・ポラス、日経BP社) 1995
- 『カンパニーマンの終焉』(アンソニー・サンプソン、TBSブリタニカ) 1995
- 『地域国家論 新しい繁栄を求めて』(大前研一、仁平和夫共訳、講談社) 1995
- 『マイクロソフト シークレット - 勝ち続ける驚異の経営』(マイケル・クスマノ, リチャード・セルビー、日本経済新聞社) 1996
- 『資本主義の未来』(レスター・サロー、仁平和夫共訳、阪急コミュニケーションズ) 1996
- 『クルーグマンの 良い経済学 悪い経済学』(ポール・クルーグマン、日本経済新聞社) 1997、のち日経ビジネス人文庫 2000
- 『インターネット激動の1000日 WWWの地平を切り開くパイオニアたち』(ロバート・リード、日経BP社) 1997
- 『ブレジンスキーの世界はこう動く - 21世紀の地政戦略ゲーム』(ズビグニュー・ブレジンスキー、日本経済新聞社) 1997、のち改題『地政学で世界を読む - 21世紀のユーラシア覇権ゲーム』(日経ビジネス人文庫) 2003
- 『日本は必ず復活する』(レスター・サロー、廣瀬裕子共訳、阪急コミュニケーションズ) 1998
- 『市場対国家 - 世界を作り変える歴史的攻防』(ダニエル・ヤーギン, ジョゼフ・スタニスロー、日本経済新聞社) 1998、のち日経ビジネス人文庫(上・下) 2001
- 『ディズニー伝説 天才と賢兄の企業創造物語』(ボブ・トーマス、田中志ほり共訳、日経BP社) 1998
- 『ビッグディール - アメリカM&Aバイブル』(ブルース・ワッサースタイン、日経BP社) 1999
- 『富のピラミッド - 21世紀の資本主義への展望』(レスター・サロー、阪急コミュニケーションズ) 1999
- 『ターボ資本主義 市場経済の光と闇』(エドワード・ルトワク、ティビーエス・ブリタニカ) 1999
- 『老年時代 だれも気づかなかった33の美徳』(ジミー・カーター、日経BP社) 1999
- 『バブルの歴史 - チューリップ恐慌からインターネット投機へ』(エドワード・チャンセラー、日経BP社) 2000
- 『リチャード・ブランソン 勝者の法則 - 意思決定を速く、行動はもっと速く起こせ』(デス・ディアラブ、高遠裕子共訳、PHP研究所) 2000
- 『グリーンスパン - アメリカ経済ブームとFRB議長』(ボブ・ウッドワード、高遠裕子共訳、日本経済新聞社) 2001、のち日経ビジネス人文庫 2004
- 『世界最強企業の研究戦略』(ロバート・ブーデリ、田中志ほり共訳、日本経済新聞社) 2001
- 『ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則』(ジム・コリンズ、日経BP社) 2001
- 『ビジネスの極意は、インドの露天商に学べ!』(ラム・チャラン、角川書店) 2001
- 『アメリカへの警告 - 21世紀国際政治のパワー・ゲーム』(ジョセフ・ナイ、日本経済新聞社) 2002
- 『巨象も踊る』(ルイス・ガースナー、高遠裕子共訳、日本経済新聞社) 2002
- 『良い政策 悪い政策 1990年代アメリカの教訓』(アラン・S・ブラインダー, ジャネット・L・イェレン、日経BP社) 2002
- 『ネオコンの論理 アメリカ新保守主義の世界戦略』(ロバート・ケーガン、光文社) 2003
- 『ソフト・パワー 21世紀国際政治を制する見えざる力』(ジョセフ・ナイ、日本経済新聞社) 2004
- 『新・日本の経営』(ジェームズ・アベグレン、日本経済新聞社) 2004
- 『富の未来』(アルビン・トフラー, ハイジ・トフラー、講談社) 2006
- 『自由論』(ジョン・ステュアート・ミル、光文社古典新訳文庫) 2006、のち日経BPクラシックス 2011
- 『ビジョナリー・カンパニー 特別編』(ジム・コリンズ、日経BP社) 2006
- 『国富論 国の豊かさの本質と原因についての研究』上・下(アダム・スミス、日本経済新聞社) 2007
- 『波乱の時代』(アラン・グリーンスパン、高遠裕子共訳、日本経済新聞出版社) 2007
- 『なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか 信用バブルという怪物』(チャールズ・R・モリス、日本経済新聞出版社) 2008
- 『波乱の時代 特別版 サブプライム問題を語る』(アラン・グリーンスパン、日本経済新聞出版社) 2008
- 『真説アダム・スミス - その生涯と思想をたどる』(ジェイムズ・バカン、日経BP社) 2009
- 『ビジネスで失敗する人の10の法則』(ドナルド・R・キーオ、日本経済新聞出版社) 2009、日経ビジネス人文庫 2014
- 『大いなる不安定 金融危機は偶然ではない、必然である』(ヌリエル・ルビーニ, スティーブン・ミーム、北川知子共訳、ダイヤモンド社) 2010
- 『ケインズ説得論集』(日本経済新聞出版社) 2010、のち日経ビジネス人文庫 2021
- 『なにがケインズを復活させたのか? ポスト市場原理主義の経済学』(ロバート・スキデルスキー、日本経済新聞出版社) 2010
- 『ビジョナリー・カンパニー 3 - 衰退の五段階』(ジム・コリンズ、日経BP社) 2010
- 『スマート・パワー 21世紀を支配する新しい力』(ジョセフ・S・ナイ、藤島京子共訳、日本経済新聞出版社) 2011
- 『チャーチル - 不屈のリーダーシップ』(ポール・ジョンソン、高遠裕子共訳、野中郁次郎解説、日経BP社)2013
脚注
編集外部リンク
編集- 翻訳通信 ネット版[1] - 主催していた『翻訳通信』のバックナンバーサイト
- 英語トランス インタビュー記事