山中直治(やまなか なおじ、1906年1月27日 - 1937年2月13日)は日本の作曲家。童謡「かごめかごめ」を採譜して全国に広めた人物である。31年という短い生涯の中で、200曲以上の曲を残した。

山中直治
山中直治 署名
基本情報
生誕 (1906-01-27) 1906年1月27日
日本の旗 日本千葉県東葛飾郡梅郷村
死没 (1937-02-13) 1937年2月13日(31歳没)
日本の旗 日本千葉県船橋市
学歴 千葉県師範学校
ジャンル 童謡
職業 作曲家教員
活動期間 1925年 - 1937年
レーベル コロムビア・レコード

略歴

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解説

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千葉県東葛飾郡梅郷村(現・野田市山崎)出身の作曲家。 近隣で歌われていた「かごめかごめ」を採譜し、世に広めた人物。野口雨情斎藤信夫らとも交流があった。

千葉県野田尋常高等小学校(現・野田市立中央小学校)の教員をしながら童謡の作曲を行った。 昭和7年(1932)にコロムビア・レコードの作曲部の専属作家となってからは、『こんこん小山の白狐』(作詞は野口雨情)をはじめ多数の楽曲がレコード化された。 昭和12年に31歳という若さでこの世を去ってしまったものの、実に200曲以上も超える作品を作った(未発表も含む)。

1993年、生家から遺品が発見され野田市郷土博物館に寄贈された。1994年には地元野田市で「郷土の作曲家 山中直治展」が開かれ、彼の業績に光が当たるようになった。

主な作品

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野田尋常高等小学校現存校舎 [注釈 1]

脚注

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注釈

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  1. ^ 現存する校舎は山中直治氏が在任中の1928年1932年に建築された。その歴史的価値から近代化産業遺産に認定され、かつ国の登録有形文化財に登録されている。

出典

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よみがえる 山中直治 童謡の世界 昭和初期に活躍した郷土の作曲家 平成8年度特別展「生誕90年 よみがえる山中直治童謡の世界 昭和初期に活躍した郷土の作曲家」図録

外部リンク

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