小林一大
小林 一大(こばやし かずひろ、1973年6月12日 - )は、日本の政治家、真言宗智山派の僧侶。自由民主党所属の参議院議員(1期)。新潟県議会議員を4期務めた。
小林 一大 こばやし かずひろ | |
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2022年6月(49歳) | |
生年月日 | 1973年6月12日(51歳) |
出生地 | 日本 新潟県新津市(現:新潟市秋葉区) |
出身校 | 東京大学経済学部 |
前職 |
損保会社社員 普談寺副住職 |
所属政党 | 自由民主党(岸田派→無派閥) |
親族 | 小林一三(父) |
公式サイト | 小林一大 オフィシャルウェブサイト |
選挙区 | 新潟県選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2022年7月26日 - 現職 |
選挙区 | 秋葉区選挙区 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 2007年4月30日 - 2022年 |
来歴
編集新潟県新潟市出身。新潟県立新潟高等学校、東京大学経済学部経済学科卒業後、東京海上火災保険株式会社に入社した。2004年に父で元新津市長の小林一三が県知事選で2度目の落選をしたことを転機に帰郷を考えるようになり、2005年に退職し、家業の普談寺の副住職を継いだ[1][2][3]。
2007年4月に新潟県議会議員に初当選し、その後4期務めた[1]。2022年7月10日執行の第26回参議院議員通常選挙で新潟県選挙区から立候補し、立憲民主党の現職・森裕子らを破り初当選した。同月13日に新潟県選挙管理委員会から当選証書を受け取った[4]。2023年3月23日、宏池会(岸田派)より入会が了承された[5]。
2024年9月12日、自民党総裁選挙が告示され、旧岸田派からは林芳正と上川陽子の2人が立候補した。小林は林の推薦人に名を連ねた[6]。投票日前日の9月26日22時半頃、産経新聞は、麻生太郎が1回目の投票から高市早苗を支援するよう自派閥の議員に指示を出したとスクープした[7]。9月27日朝、岸田文雄首相は高市が決選投票に残る可能性が高いと踏み、「決選は高市氏以外。党員票が多い方に投じてほしい」と旧岸田派のメンバーに一気に指示を下ろした[8]。高市は1回目の議員投票で、報道各社の事前調査での30~40票を大きく上回る72票を獲得した[9]。党員数と合わせた得票数は1位だったが、決選投票で石破茂に敗れた。小林は1回目の投票は林に投じ[10]、決選投票については、新潟放送の取材に対し、投票先を公表しなかった[10]。
政策・主張
編集憲法
編集- 憲法改正について、2022年のNHK、毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[11][12]。
- 9条改憲について、2022年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、自衛隊の存在を明記すべきだ」と回答[12]。9条への自衛隊の明記について、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[11]。
- 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[11]。
外交・安全保障
編集- 敵基地攻撃能力を持つことについて、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[11]。
- 普天間基地の辺野古移設について、2022年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[12]。
- ロシアは2022年2月24日、ウクライナへの全面的な軍事侵攻を開始した[13]。日本政府が行ったロシアに対する制裁措置についてどう考えるかとの問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「さらに強めるべきだ」と回答[11]。同年の毎日新聞社のアンケートで「制裁をより強めるべきだ」と回答[12]。
- 2022年6月7日、政府は経済財政運営の指針「骨太方針」を閣議決定した。NATO加盟国が国防費の目標としている「GDP比2%以上」が例示され、防衛力を5年以内に抜本的に強化する方針が明記された[14]。「防衛費を今後どうしていくべきだと考えるか」との問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「ある程度増やすべき」と回答[11]。
- 徴用工訴訟問題や慰安婦問題などをめぐり日韓の対立が続くなか、関係改善についてどう考えるかとの問いに対し、2022年の毎日新聞社のアンケートで選択肢以外の回答をした[12]。
ジェンダー
編集- 選択的夫婦別姓制度の導入について、2022年のNHKのアンケートで回答しなかった[11]。同年の毎日新聞社のアンケートで、選択肢以外の回答をした[12]。
- 同性婚を可能とする法改正について、2022年のNHK、毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[11][12]。
- クオータ制の導入について、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[11]。
その他
編集所属団体・議員連盟
編集人物
編集支援団体
編集- 全国たばこ販売政治連盟(2022年参院選組織推薦候補者)[18]
脚注
編集- ^ a b “プロフィール”. 小林一大 オフィシャルウェブサイト. 2022年7月11日閲覧。
- ^ “参議院選挙新潟選挙区 候補者の「横顔」は?”. 新潟日報. (2022年6月26日) 2022年7月20日閲覧。
- ^ “参院選2022:主な候補者の横顔 /新潟”. 毎日新聞. (2022年6月25日) 2022年7月20日閲覧。
- ^ “〈参院選・新潟〉自民・小林一大氏に当選証書「責任の重さ感じる」 初の国政へ「経済対策に取り組みたい」県内ニュース | NST Niigata Smile TV”. www.nsttv.com (2022年7月13日). 2022年7月15日閲覧。
- ^ “自民・岸田派に2人入会”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2023年3月23日) 2023年3月23日閲覧。
- ^ “林芳正氏の推薦人一覧 自民党総裁選2024”. 日本経済新聞 (2024年9月12日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ “<独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から”. 産経新聞 (2024年9月26日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ 『中日新聞』2024年9月28日付朝刊、11版、1面、「結局派閥 再生遠く 岸田首相が指示『決選は高市氏以外に』」。
- ^ 遠藤修平、園部仁史、高橋祐貴 (2024年9月27日). “麻生、安倍派は「消極的支持」で広がり欠く 決選投票で敗れた高市氏”. 毎日新聞. 2024年10月1日閲覧。
- ^ a b 新潟放送 (2024年9月27日). “自民党総裁選 新潟県関係議員の投票先は?(2/2ページ)”. TBS NEWS DIG. 2024年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “選挙区 新潟”. 候補者アンケート - 参院選2022. NHK. 2022年6月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “小林一大 自民 新潟”. 第26回参院選. 毎日新聞社. 2022年6月28日閲覧。
- ^ “ロシアが全面侵攻開始、ウクライナは自国を防衛=クレバ外相”. ロイター (2022年2月24日). 2022年2月28日閲覧。
- ^ 川田篤志、柚木まり (2022年6月8日). “防衛費や子ども関連費倍増も 財源検討は参院選後に先送り 政府が「骨太方針」閣議決定”. 東京新聞 2022年6月27日閲覧。
- ^ “2022年9月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2022年8月25日) 2022年8月27日閲覧。
- ^ 高鳥修一 (2022年8月3日). “保守団結の会第23回勉強会” 2022年8月3日閲覧。
- ^ “護る会は80人になりました 80人目は、日本の自前資源のふるさと新潟の国士、小林一大参院議員です”. 青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road. 2022年10月30日閲覧。
- ^ “2022年6月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2022年5月25日) 2022年7月11日閲覧。
外部リンク
編集- 小林一大 オフィシャルウェブサイト
- 小林一大 (@KYRKR_Kobayashi) - X(旧Twitter)
- 小林一大 (@kkobayashi) - Instagram
- ひろがれカズヒロちゃんねる - YouTubeチャンネル