小川圭治
小川 圭治(おがわ けいじ、1927年7月12日[1] - 2012年1月17日)は、日本のキリスト教学者、筑波大学・尚絅女学院短期大学名誉教授。
来歴
編集大阪府生まれ。1951年京都大学文学部哲学科キリスト教学専攻卒業。1956年東京女子大学文理学部専任講師、助教授、教授。1977年筑波大学教授、1991年定年退官、名誉教授、尚絅女学院短期大学学長、1997年退任、名誉教授、関東学院学院長。2002年退職。
1960-1963年、スイスのバーゼル大学神学部でカール・バルトに学び神学博士。1975年「主体と超越 キルケゴールからバルトへ」で京都大学文学博士。2006年、瑞宝小綬章を受章。2012年1月17日死去。墓所は多磨霊園。
著書
編集共編著
編集翻訳
編集- ハンス・リルエ『海辺のキリスト』新教出版社 1958
- 『キルケゴール著作集 哲学的断片への結びとしての非学問的あとがき』杉山好共訳 白水社 1968-1970
- カール・バルト『世界の大思想 ローマ書講解』岩波哲男共訳、河出書房 1968、のち平凡社ライブラリー
- エーバーハルト・ブッシュ『カール・バルトの生涯 1886-1968』新教出版社 1989
- 『カール・バルトと現代 ひとつの出会いーE.ブッシュ教授をむかえて』新教出版社 1990 新教コイノーニア
- 『カール・バルト著作集 4 神学史論文集』井上良雄,吉永正義共訳 新教出版社 1999
- 『カール・バルト説教選集 14』訳 日本キリスト教団出版局 2002
脚注
編集- ^ 『現代物故者事典2012~2014』(日外アソシエーツ、2015年)p.130