小峰大羽

明治時代末期の口絵画家

小峰 大羽(こみね たいう、1873年1945年[1]とは明治時代末期の口絵画家

来歴

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富岡永洗の門人。大羽、苔石と号す。1892年から1912年まで単行本小説木版口絵を描いており、その作風は独特のもので、小説を書いた作家も石井研堂小栗風葉内田魯庵江見水蔭高安月郊稲岡奴之助村井弦斎徳田秋声渡辺黙禅と多岐にわたっていた。また出版社嵩山堂博文館などと広範囲であったが、詳しい履歴は未詳である。

作品

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  • 「続日本軍人蒙求」口絵 石井研堂作 学齢館版 1892年(明治25年)
  • 「半元服」口絵 小栗風葉作 嵩山堂版 1901年(明治34年)
  • 「社会百面相」口絵 内田魯庵作 博文館版 1902年(明治35年)
  • 「地中の秘密」口絵 江見水蔭作 嵩山堂版 1902年(明治35年)
  • 「秘密の使者」口絵 江見水蔭作 嵩山堂版 1902年(明治35年)
  • 「江戸城明渡」口絵 高安月郊作 博文館版 1903年(明治36年)
  • 「侠男児」口絵 稲岡奴之助作 弘文社版 1903年(明治36年)
  • 「女道楽」口絵 村井弦斎作 博文館版 1903年(明治36年)
  • 「おのが縛」口絵 徳田秋声作 春陽堂版 1907年(明治40年)
  • 「熱狂」口絵 徳田秋声作 祐文堂版 1907年(明治40年)
  • 「強き恋」口絵 小栗風葉作 春陽堂版 1908年(明治41年)
  • 「天狗太郎」口絵 渡辺黙禅作 三芳屋版 1912年

参考文献

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  • 山田奈々子 『木版口絵総覧』 文生書院、2005年
  1. ^ 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス”. 2024年11月1日閲覧。