小峰千代子
日本の女優
小峰 千代子(こみね ちよこ、1907年7月28日[2][3] - 没年不明)は、日本の女優。本名は小山 のぶ[1]。東京市芝区芝浜松町(現:東京都港区浜松町)出身。旧制愛宕尋常高等小学校(現:東京都立港特別支援学校)卒。
こみね ちよこ 小峰 千代子 | |
---|---|
本名 | 小山 のぶ[1] |
生年月日 | 1907年7月28日 |
没年月日 | ?年 |
出生地 | 日本・東京府東京市 |
職業 | 女優 |
ジャンル |
映画 テレビドラマ |
活動期間 | 1930年代 - |
人物
編集1932年、日本プロレタリア演劇研究所入所[1]。1933年、東京左翼劇場入団[1]。1934年に新協劇団の創立に参加[1]。1940年に劇団が解散した後、日活多摩川撮影所に入る[1]。1946年、新協劇団の再建に参加[1]。1958年の時点ではプレーヤーズセンター[3]、1960年の時点では森の会[4]、1963年の時点では東京俳優生活協同組合に所属[2]。劇団前進座などにも所属していた。同期は俳優の宇野重吉。師は俳優の河原崎長十郎。
出演作品
編集映画
編集- 音楽喜劇 ほろよひ人生(1933年)
- 出征譜(1939年)
- 支那の夜(1940年) - 桂蘭の婆や
- 電撃息子(1940年) - おくら
- 山高帽子(1941年)
- かもめ丸(1941年)
- 愛の一家(1941年) - お祖母さん
- 新雪(1942年) - 煙草屋のおばさん
- マライの虎(1943年) - マライ人の妻
- 最後の帰郷(1945年) - 森軍曹の母
- 瓢箪から出た駒(1946年) - 婆さん
- 煉瓦女工(1946年) - 釣舟屋の妻
- 街の人気者(1946年) - 吉岡家の婆や
- 地獄の笛(1949年) - コト
- 暴力の街(1950年) - 駒井の母
- さくらんぼ大将(1952年) - お龍
- 三太と千代の山(1952年) - 婆さま
- ジャズ・スタア誕生(1954年) - よし子
- 坊っちゃん社員(1954年) - まり子の母
- 足摺岬(1954年) - 遍路婆さん
- 太陽のない街(1954年)
- 芸者秀駒(1954年) - 秀駒の母
- 慈悲心鳥(1954年) - 河井致江
- 最後の女達(1954年) - カナカ族老婆
- 女人の館(1954年) - 婆や
- 鶏はふたたび鳴く(1954年) - 別荘の老婆
- しいのみ学園(1955年)
- アツカマ氏とオヤカマ氏(1955年) - 浦賀民子
- 石松故郷へ帰る(1955年) - 山の娘の母親
- 青ヶ島の子供たち 女教師の記録(1955年) - 巫女
- 狸小路の花嫁(1956年) - お花
- 社長三等兵(1956年) - 山切ふさ
- げんこつ社員(1956年) - お直
- 宝島遠征(1956年) - おばあさん
- ニコヨン物語(1956年) - おげん婆さん
- 隣の嫁(1956年) - よね
- 愛の翼 お母さん行ってきます(1956年) - お忍
- 新己が罪(1956年) - 初
- らくだの馬さん(1957年) - お磯
- 「廓」より 無法一代(1957年) - お寅
- どん底(1957年)
- 富士に立つ影(1957年) - 旭蓮
- 世界の母(1958年) - お民
- 台風息子(1958年) - 乾枝
- 点と線(1958年) - 安田家の老使用人
- お母さんの幸福(1958年) - 祈祷師
- 第五福竜丸(1959年) - つや
- 母子草(1959年) - あき
- 台風息子 花形三銃士(1959年) - 幹枝
- 男の挑戦(1960年) - 婆や
- ぽんこつ(1960年) - 勝利の伯母
- 松川事件(1961年) - 鈴木セツ
- 台風息子 お化け退治(1961年) - 幹枝
- 荒原牧場の決闘(1961年) - 雑穀屋のおかみ
- 台風息子 冒険旅行(1961年) - 幹枝
- 憂愁平野 (1963年)
- こまどりのりんごっ子姉妹(1963年) - 佐藤ツギ
- 伊豆の踊子(1963年) - 茶屋のばあさん
- 牝(1964年) - 婆や
- 我が青春(1965年) - お花
- 伊豆の踊子(1967年) - 茶屋のばあさん
- 恋人をさがそう(1967年) - はる
- 狭山裁判(1976年) - 石川リイ
- 多羅尾伴内 鬼面村の惨劇(1978年) - しげ
テレビドラマ
編集- 忘れられぬ人 「定期券」(1953年)
- らくだの馬さん(1953年)
- 花のない庭(1953年) - ばあや
- 野ざらし(1953年)
- 牧場の春(1954年)
- 風光る(1954年)
- やがて蒼空(1955年)
- 新婚放浪記(1956年)
- 木曜劇場 / 青い谷間(1957年)
- プレイハウス / 恋愛ダービー(1957年)
- 東芝日曜劇場 / 月が灯った(1957年)
- 山一名作劇場 / 小枝子とその母(1958年)
- 雑草の歌
- いびき博士(1958年)
- 明日ある白衣(1960年)
- ほほえみ一家(1958年 - 1962年)
- 快傑黒頭巾(1958年 - 1960年)
- 事件記者
- 第5話、第6話「二つの影」(1958年)
- 第290話「ひなの夜」(1964年)
- 第312話「偶像」(1964年)
- 第377話「時間」(1965年)
- おかあさん
- 第1シリーズ 第17話「また来る年も」(1958年)
- 第2シリーズ
- 第25話「春愁」(1960年)
- 第382話「くじびき」(1967年)
- 裁判 -眼になみだあり-(1959年)
- ダイヤル110番
- 第80話「おてもやん」(1959年)
- 第329話「初警ら異聞」(1964年)
- ヤシカ ゴールデン劇場 / 並木河岸(1959年)
- 東芝土曜劇場
- 「耳飾り」(1959年)
- 「黄色い汗」(1962年)
- ここに人あり 第108話「愛の定期便」(1959年)
- お好み日曜座 / 小判をみがくな(1959年)
- つんころ大助(1960年 - 1961年)
- サスペンスタイム / 世間様に申し訳ない(1960年)
- ナショナルゴールデン劇場(1960年)
- 才女とカンガルー
- 脱走
- 夫婦百景
- 第116話「けたはずれ夫婦」(1960年)
- 第287話「山勘亭主」(1963年)
- 東レ サンデーステージ / 台風(1960年)
- NECサンデーステージ / 多ぜいの妻(1960年)
- 女神(1960年)
- 銀河テレビ小説 娘と私(1961年) - 婆や
- あすをつげる鐘(1961年)
- 純愛シリーズ 第18話、第19話「智恵の輪」(1961年)
- 恐喝者(1962年)
- 指名手配 第122話、第123話「恐喝者」(1962年)
- 虹の設計(1964年 - 1966年)
- 特別機動捜査隊 第163話「木枯」(1964年)
- 判決 第156話「残されたきず」(1965年)
- 宮本武蔵(1965年 - 1966年)
- 木下恵介劇場 まだ寒い春(1965年)
- 連続テレビ小説 / おはなはん(1965年)
- 雨の中に消えて(1966年)
- あゝ同期の桜 第12話「我ひとり大空に散らむ」(1967年)
- コメットさん(1967年 - 1968年) - 乳母
- 三匹の侍 第5シリーズ
- 第8話「三匹廃墟をゆく」(1967年) - お春
- 第16話「大当り百番富」(1968年) - おまつ
- 青空に叫ぼう 第16話「拾ったおばあちゃん」(1967年)
- 剣 第37話「俺は陰陽師」(1967年)
- 七人の刑事 第2シーズン 第347話「残りの日々」(1968年)
- 風来坊 第1話(1968年)
- 無用ノ介 第7話「無用ノ介 世直し不動にあう」(1969年) - 老婆
- 甘柿しぶ柿つるし柿(1969年 - 1970年)
- ありがとう 第1シリーズ 第9話(1970年) - 行商の老婆
- 泣かないで!かあちゃん(1970年) - 千代
- アテンションプリーズ(1971年) - 動悸を訴える乗客
- 八つ墓村(1971年)
- 荒野の素浪人 第1シリーズ(1972年)
- 第14話「奇襲 女地獄牢」
- 第44話「潜入 魔の樹海」
- ウルトラシリーズ
- こんな男でよかったら(1973年) - もよ
- 旅人異三郎 第10話「愛と憎しみが荒波に散った」(1973年) - きの
- 時間ですよ(1973年)
- プレイガール(1973年)
- 第231話「女は裸で一発勝負」
- 第248話「女の腹芸」
- 太陽にほえろ! 第129話「今日も街に陽が昇る」(1975年) - 「パレス・サンライズ」の老婆
- 傷だらけの天使 第14話「母のない子に浜千鳥を」(1975年)
- 燃える捜査網 第2話「女涙の怨み節」(1975年)
- 痛快!河内山宗俊 第5話「親孝行なさけのかけ橋」(1975年)
- 新宿警察 第22話「新宿・初恋」(1976年)
- 少年ドラマシリーズ / アケミの門出(1976年)
- あかんたれ(1976年)
- Gメン'75 第121話「パトロール警官と女性連続殺人の謎」(1977年) - 煙草屋の老婆
- 熱中時代 第1シリーズ 第4話「ああ! 聖職者のケガ」(1978年) - 三年四組PTA