小口高 (地形学者)

日本の地理学者

小口 高(おぐち たかし、1963年 - )は、日本の地理学者。専門分野は、地理情報科学GISDEMRS)、地形学(河川・斜面・地形計測)、第四紀学(日本・中近東)。東京大学教授。

小口 高
Takashi OGUCHI
人物情報
生誕 1963年(60 - 61歳)
日本の旗 日本長野県
出身校 東京大学
学問
研究分野 地理情報科学
地形学
第四紀学
研究機関 東京大学
主な受賞歴 IGU COMLAND Award(2008年)
公式サイト
地形学・地理学研究グループ
脚注
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来歴

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1963年長野県に生まれる[1]。1996年、博士論文 『日本の山地とその下流部における侵蝕・堆積過程の量的検討』 で博士(理学)を取得する[2]

東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻担当、東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻担当、メンフィス大学大学院地球科学系客員教授などを歴任する。2014年から2018年まで東京大学空間情報科学研究センターセンター長を務める[3]

山地斜面から下流の河成段丘まで含めた範囲での土砂移動や地形計測に関しての研究を行っている[4][5]。日本のこの分野においてGISを用いて先駆的な研究を進めてきた。GISを用いた人文現象と自然環境の関係に関する研究も積極的に行っている。また、エルゼビアが発行している地形学の国際誌 Geomorphology の編集委員長を2003年から現在まで継続して務めるなど[6]、国際的に活動している。

2015年2月にはクローズアップ現代「“地図力”が社会を変える!」(NHK)に出演した[7]

略歴

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受賞

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脚注・出典

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  1. ^ 小口高. “特別寄稿 デジタル標高モデル(DEM)の歴史と未来”. 株式会社インフォマティクス. 2015年1月20日閲覧。
  2. ^ 学位論文要旨 第12626号 - 東京大学
  3. ^ CSIS - Center for Spatial Information Science, The University of Tokyo 沿革・設立経緯”. 2022年10月29日閲覧。
  4. ^ 崩壊による土砂生産と崩積土による土砂貯留に注目した流域の地形発達の研究”. 科学研究費助成事業データベース. 国立情報学研究所 (1993年). 2015年1月20日閲覧。
  5. ^ 完新世の湖沼の堆積に対する陸域からの土砂供給の影響に関する研究”. 科学研究費助成事業データベース. 国立情報学研究所 (1996年). 2015年1月20日閲覧。
  6. ^ Geomorphology Editorial Board” (英語). Elsevier. 2015年1月20日閲覧。
  7. ^ “地図力”が社会を変える!”. NHK (2015年2月5日). 2015年2月6日閲覧。
  8. ^ a b c d 小口 高 オグチ タカシ (Takashi Oguchi)researchmap
  9. ^ COMLAND Awards” (英語). COMLAND (IGU). 2014年12月14日閲覧。

外部リンク

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学職
先代
浅見泰司
第3代:2010年 - 2014年
東大CSISセンター長
第4代:2014年 - 2018年
次代
瀬崎薫
第5代:2018年 -
先代
玉川英則
2016年 - 2018年
地理情報システム学会会長
2018年 - 2020年
次代
大佛俊泰
2020年 - 2022年
先代
藁谷哲也
2017年 - 2019年
日本地形学連合会長
2019年 - 2021年
次代
小玉芳敬
2021年 - 2023年
先代
松原宏
2020年 - 2022年
日本地理学会会長
2022年 - 2024年
次代
井田仁康
2024年 -