審理 (映画)
『審理』(しんり)は、2009年から実施される裁判員制度を扱った、最高裁判所企画・制作の2008年の広報映画である。
審理 | |
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監督 | 原田昌樹 |
脚本 | 加藤竜士 |
出演者 |
酒井法子 星野真里 田中圭 |
音楽 | 富貴晴美 |
撮影 | 坂江正明 |
編集 | 川瀬功 |
公開 | 2008年 |
上映時間 | 60分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作費 | 7,000万円 |
概要
編集- 一般の市民が裁判員候補者名簿に掲載され通知を受け取ってから、殺人事件の裁判員裁判で判決を評議し、裁判が終了するまでの過程を、ドラマ風に描いたフィクション。裁判員となった際の戸惑いや裁判員裁判で審理する過程、争点に対する裁判員同士の議論や裁判員の抱く心情などを、裁判員側の視点で具体的に描いており、制度の理解を深めてもらうための内容となっている。
- 2006年の「評議」、2007年の「裁判員〜選ばれ、そして見えてきたもの〜」に続く、最高裁判所企画・制作による裁判員制度広報用映画の第3弾。
- 2009年8月7日に、出演者の酒井法子に覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕状が取られた直後、最高裁は「様々な事情を考慮した」との事由でこの映画の上映及び使用を自粛する事を発表した[1]。
ストーリー
編集主な登場人物・キャスト
編集裁判員
編集裁判官
編集被告人・弁護人
編集被害者・検察官
編集- 佐伯一郎(事件の目撃者):藤巻裕己
- 五十嵐綾(五十嵐義男の妻):乙黒えり
その他
編集スタッフ
編集撮影・試写会
編集媒体
編集エピソード
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ “酒井法子容疑者が主演の広報映画、使用自粛 最高裁”. 朝日新聞デジタル. (2009年8月7日)
- ^ [1]脚本家・太田愛のブログより(2008年3月7日分記事)
外部リンク
編集- 最高裁判所・第2回裁判員制度広報企画評価等検討会配布資料(映画制作の仕様書案と映画プロット案) - ウェイバックマシン(2012年8月20日アーカイブ分)
- 星野真里公式ブログ「ことばあそび」(試写会当日の記事)
- 宮川一朗太公式ブログ「一朗太の撮影日記」 (撮影模様の記事) - ウェイバックマシン(2016年3月2日アーカイブ分)(試写会当日の記事) - ウェイバックマシン(2016年3月2日アーカイブ分)