富山短期大学

富山市にある私立大学
富山女子短期大学から転送)

富山短期大学(とやまたんきだいがく、英語: Toyama Junior College[1])は、富山県富山市願海寺水口444に本部を置く日本私立大学1963年創立、1963年大学設置。大学の略称は富山短大、富短。

富山短期大学
大学設置/創立 1963年
学校種別 私立
設置者 学校法人富山国際学園
本部所在地 富山県富山市願海寺水口444
北緯36度43分17.1秒 東経137度8分23.6秒 / 北緯36.721417度 東経137.139889度 / 36.721417; 137.139889座標: 北緯36度43分17.1秒 東経137度8分23.6秒 / 北緯36.721417度 東経137.139889度 / 36.721417; 137.139889
キャンパス 本部(富山市願海寺)
学部 食物栄養学科
幼児教育学科
経営情報学科
健康福祉学科[注 1]
研究科 食物栄養専攻
ウェブサイト https://www.toyama-c.ac.jp/
テンプレートを表示

概観

編集

大学全体

編集

建学の精神(校訓・理念・学是)

編集
  • ホームページほか右記資料を参照のこと[注釈 1]

教育および研究

編集
  • 富山短期大学には、現在4つの学科がある。そのなかでも福祉学科は北陸地方の短大ではで初めて介護福祉士養成課程として設置され、福祉用具・アイデアコンクールや当学科卒業生による介護福祉リカレントセミナーなどが行なわれている。幼児教育学科では短期大学附属みどり野幼稚園や関連施設となっているにながわ保育園での実習がそれぞれ取り入れられている。

学風および特色

編集
  • 富山短期大学は、富山県で最初に設置された私立短大となっている。当初は、県内において女性に対する高等教育機関の必要性から設置されたもので、富山女子短期大学として運営されていた。2000年度より男女共学となっている。

沿革

編集

基礎データ

編集

所在地

編集
  • 富山県富山市願海寺水口444

交通アクセス

編集

象徴

編集
  • ホームページほか右記資料も参照のこと[注釈 1] 

教育および研究

編集

組織

編集

学科

編集
  • 食物栄養学科 入学定員80名[1]
  • 幼児教育学科 入学定員80名[1]
  • 経営情報学科 入学定員110名[1]
  • 健康福祉学科 入学定員40名[1]
かつて設置されていた学科
編集

専攻科

編集
  • 食物栄養専攻 入学定員15名[1]
    • 短期大学で栄養士資格を取得した人を対称とした課程で、修業年限は昼間部2年制。四年制大学に相当する教育が行なわれている。

別科

編集
  • なし
取得資格について
編集

附属機関

編集
  • 生涯学習センター
  • 富山短期大学附属図書館:所蔵資料はおよそ100,000冊となっている。

研究

編集
  • 『富山女子短期大学紀要』[86]
  • 『富山短期大学紀要』[87]

教育

編集
  • 特色ある大学教育支援プログラム
    • 2003年、第1回の文部科学省より採択され、入学前から卒業後に至る一貫した福祉人材養成教育の取組みが注目されている。
  • 新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム
    • 2007年「地域をキャンパスとした人間力向上の取組」において採択されている。

学生生活

編集

部活動・クラブ活動・サークル活動

編集

学園祭

編集
  • 富山短期大学の学園祭は毎年、概ね10月に行われている。
  • 2013年には、50回目の節目を迎えた。

大学関係者と組織

編集

大学関係者一覧

編集

施設

編集
  • A館:本部・事務部をはじめとする事務組織などがある。
  • B館:会議室・守衛室などがある。
  • C館:附属図書館がある。
  • D館:介護実習室・入浴実習室がある。
  • E館:音楽室・図工室・保育実習室などがある。富山国際大学子ども育成学部と共用している。
  • F館:調理実習室・実験室・コンピュータ室などがある。
  • G館:学生食堂体育館などがある。
  • 小ホール・学生会室
  • グラウンド
  • テニスコート

対外関係

編集

系列校

編集

卒業後の進路について

編集

編入学・進学実績

編集
  • 併設の富山国際大学への編入学制度がある。なお、それ以外の大学への編入学としては以下のものがある。

 かつての学科の実績

附属学校・関係校

編集

関連項目

編集

外部リンク

編集

注釈

編集

注釈グループ

編集
  1. ^ a b 出典[78][79]
  2. ^ 現在の文部科学省
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb のみ
  4. ^ a b c 右記資料も参照のこと[25]
  5. ^ a b c 2001年10月30日をもって正式に廃止となる[55][56]
  6. ^ a b c 最終募集となった1999年における体制[53][80]

補足

編集
  1. ^ ほか学科も参照のこと。
  2. ^ 出典[5][6]。発起人に井村荒喜(富山商工会議所会頭)、金岡又左衛門(富山県教育長)、木津富佐、橘直治(高岡商工会議所会頭)、山田昌作(県顧問)、山森利一(呉羽町長)、吉田実(県知事)[7]吉田忠雄馬場はる高辻武邦(元県知事)[8]1962年10月1日に廃校となった射水東部中学校の跡地に建設された[9]
  3. ^ 当初は、婦負郡呉羽町に所在した[10][11][12]。地元民からの要望により公設民営方式で開学。富山県出納長の近藤鋭一が初代学長に就任[7]
  4. ^ 出典[13][14]
  5. ^ 1992年より男女共学の富山国際大学付属高等学校に改称。
  6. ^ 出典[16][17][18]
  7. ^ 栄養士養成施設に指定される。
  8. ^ 保母養成施設及び幼稚園教員養成機関に認定される。
  9. ^ 出典[21][22]
  10. ^ 昨年度まで学生募集されていた教養科の入学定員100名[26]→80に減員。なお、従来の教養科については1973年3月31日をもって正式に廃止となる[27]
  11. ^ 昨年度の資料[21]及び本年度のそれ[24]とを見比べた結果から。
  12. ^ 2000年より富山短期大学付属みどり野幼稚園に名称変更。
  13. ^ 出典[30][31][32]
  14. ^ 右記資料も参照のこと[33]
  15. ^ 出典[38][39]昨年度の資料[40]及び本年度のそれ[41]も其々参照のこと。
  16. ^ 出典[43]。うち1回生 566[44]
  17. ^ 出典[46]昨年度の資料[47]及び本年度のそれ[48]とを見比べた結果から、入学定員は増減なし。
  18. ^ 平成12年度より学生の募集を停止[54]
  19. ^ 出典[61][62]
  20. ^ 出典[55][56]
  21. ^ 出典[63][64]
  22. ^ 出典[65][66]
  23. ^ 出典[67][68]
  24. ^ 出典[69][70]
  25. ^ 出典[74][75]
  26. ^ 入学定員を60→40に減員[76][77]
  27. ^ 2005年度入学生より[81]
  28. ^ 出典[82][83][84][85]

出典

編集
  1. ^ a b c d e f g 文部科学省高等教育局大学振興課'2023.
  2. ^ 事業年報 昭和37年度より。
  3. ^ 老田地区自治振興会'2005.7, p. 335-336.
  4. ^ 老田地区自治振興会'2005.7, p. 330.
  5. ^ 老田地区自治振興会'2005.7, p. 335.
  6. ^ 学校法人名簿 昭和40年度より。
  7. ^ a b 「トネリコの里」からの「知性・教養・個性」と南原繁の教育哲学 : 自校史・郷土教育と子ども育成学構築の基礎的研究 (PDF) 大藪敏宏 (富山国際大学, 2015-03-31) 富山国際大学子ども育成学部紀要. 6
  8. ^ 老田地区自治振興会'2005.7, p. 330-331.
  9. ^ 老田地区自治振興会'2005.7, p. 329.
  10. ^ 短期大学一覧 昭和38年度 (短期大学資料)より。
  11. ^ 大学時報 = University current review 11(52)【(67)】より。
  12. ^ 日本教育年鑑 1964年版より。
  13. ^ 文部省'63, p. 29.
  14. ^ 富山県勢要覧 昭和39年版より。
  15. ^ 文部省'64, p. 29.
  16. ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
  17. ^ 大学資料 (22)より。
  18. ^ 学習研究社'1966, p. 255.
  19. ^ 文部省'67, p. 35.
  20. ^ 文部省'68, p. 37.
  21. ^ a b 短期大学一覧 昭和45年度 (短期大学資料)より。
  22. ^ 大学資料 (35)より。
  23. ^ 文部省'70, p. 38.
  24. ^ a b 短期大学一覧 昭和46年度 (短期大学資料)より。
  25. ^ 短期大学教育 (29)より。
  26. ^ 短期大学教育 (28)より。
  27. ^ 短期大学一覧 昭和48年度 (短期大学資料)より。
  28. ^ 文部省'71, p. 38.
  29. ^ 文部省'72, p. 40.
  30. ^ 全国短期大学一覧 昭和57年度より。
  31. ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和57年度より。
  32. ^ 大学資料 (83)より。
  33. ^ 短期大学教育 (39)より。
  34. ^ 全国学校総覧 昭和58年版より。
  35. ^ 文部省'85, p. 57.
  36. ^ 文部省'86, p. 57.
  37. ^ 文部省'87, p. 58.
  38. ^ 文教協会'1991.
  39. ^ 文部省高等教育局'1991.
  40. ^ 短期大学教育 (47)より。
  41. ^ 短期大学教育 (48)より。
  42. ^ 文部省'91, p. 66.
  43. ^ 文部省'92, p. 67.
  44. ^ 旺文社'1992.9, p. 293.
  45. ^ 文部省'93, p. 69.
  46. ^ 文教協会'1994.
  47. ^ 短期大学教育 (50)より。
  48. ^ 短期大学教育 (51)より。
  49. ^ 文部省'94, p. 71.
  50. ^ 文教協会'1996.
  51. ^ 文部省'96, p. 74-75.
  52. ^ 文部省'97, p. 77.
  53. ^ a b 文教協会'1999.
  54. ^ 文教協会'2000, p. 317.
  55. ^ a b 文教協会'2002.
  56. ^ a b 文部科学省高等教育局'2002.
  57. ^ 文部省'99, p. 70.
  58. ^ 梧桐書院'2000.4.
  59. ^ 文教協会'2000, p. A.
  60. ^ 文教協会'2000, p. 305.
  61. ^ 文教協会'2001.
  62. ^ 文部科学省高等教育局'2001.
  63. ^ 文教協会'2003.
  64. ^ 文部科学省高等教育局'2003.
  65. ^ 文教協会'2004.
  66. ^ 文部科学省高等教育局'2004.
  67. ^ 文教協会'2005.
  68. ^ 文部科学省高等教育局'2005.
  69. ^ 文教協会'2009.
  70. ^ 文部科学省高等教育局'2009.
  71. ^ 大学入試センター'2013, p. 26.
  72. ^ 大学入試センター'2014, p. 28.
  73. ^ 大学入試センター'2015, p. 28.
  74. ^ 文教協会'2016.
  75. ^ 文部科学省高等教育局'2016.
  76. ^ 文部科学省高等教育局'2019.
  77. ^ 地域科学研究会'2019.
  78. ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 179.
  79. ^ 日本私立短期大学協会'2010.10, p. 182.
  80. ^ 旺文社インタラクティブ'1998-09, p. 209.
  81. ^ 晶文社'05.
  82. ^ 第一法規出版'1984.9.
  83. ^ 富山女子短期大学'1990.
  84. ^ 晶文社'1998.04.
  85. ^ 梧桐書院'1998.3, p. 319.
  86. ^ 富山女子短期大学紀要【全号まとめ】より。
  87. ^ 富山短期大学紀要 = Journal of Toyama Collegeより。

参考文献

編集

教員養成機関

編集

全国学校総覧

編集

全国短期大学高等専門学校一覧

編集

全国短期大学一覧

編集

文部省

編集

文部科学省

編集

地域科学研究会

編集

日本の私立短期大学

編集

短期大学受験案内(晶文社)

編集

短期大学案内(梧桐書院)

編集

蛍雪時代

編集

学研

編集

短期大学入学案内冊子

編集

大学入試センター

編集

その他

編集