大学入試センター
大学入学共通テストを実施する機関
(独立行政法人大学入試センターから転送)
独立行政法人大学入試センター(だいがくにゅうしセンター、英: National Center for University Entrance Examination、略称: DNC)は、大学入学共通テストを実施する独立行政法人。文部科学省が所管する。
独立行政法人大学入試センター | |
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大学入試センター本部 | |
正式名称 | 独立行政法人大学入試センター |
日本語名称 | 独立行政法人大学入試センター |
英語名称 | National Center for University Entrance Examinations |
略称 | DNC |
組織形態 | 独立行政法人 |
所在地 |
日本 〒153-8501 東京都目黒区駒場2丁目19番23号 北緯35度39分26.9秒 東経139度40分49秒 / 北緯35.657472度 東経139.68028度座標: 北緯35度39分26.9秒 東経139度40分49秒 / 北緯35.657472度 東経139.68028度 |
法人番号 | 5013205000379 |
理事長 | 山口宏樹 |
活動内容 | 大学入学共通テストを実施する |
設立年月日 | 1977年5月 |
所管 | 文部科学省(旧・文部省) |
ウェブサイト |
www |
歴史
編集- 1977年5月、国立学校設置法の改正を受けて大学共通第1次学力試験の準備機関として設立され、1979年1月に国立大学の共同利用機関として、第1回共通第1次学力試験を実施する。
- 1988年5月、大学入試情報の提供が業務範囲に加えられ、同年10月、キャプテンシステムを用いて大学情報の提供(「ハートシステム」)を開始。同システムはインターネット上での提供が続けられていたが、2011年3月末をもって廃止された。
- 1990年1月、共通1次試験を改めて設けられた、大学入試センター試験の運営団体となる。
- 1999年12月、独立行政法人大学入試センター法が制定され、2001年4月に独立行政法人に移行した。
- 2003年8月、法科大学院適性試験を開始。
- 2010年7月、法科大学院適性試験の実施を終了(適性試験課を廃止)。
- 2012年1月、センターで初めて意思確認ミスによる再試験を実施[1]。
- 2021年1月、大学入試センター試験に代わる大学入学共通テストを開始。
所在地・交通アクセス
編集歴代所長・理事長
編集所長 (独立行政法人前)
編集- 加藤陸奥雄 (1977年-1982年、東北大学学長)
- 小坂淳夫 (1982年-1985年、元岡山大学学長)
- 堯天義久 (1985年-1988年、元神戸大学学長)
- 有江幹男 (1988年-1992年、元北海道大学学長)
- 高橋良平 (1992年-1996年、元九州大学学長)
- 廣重力 (1996年-1999年、元北海道大学学長)
- 丸山工作 (1999年-2001年、元千葉大学学長)
理事長
編集高校コード
編集DNCでは各高校(高等専門学校と特別支援学校高等部を含む)に「高校コード」という、5桁の数字と1ケタのアルファベット (チェックディジット)から構成されている識別子を割り振って業務に利用している。なお各高校の他、日本の高等学校の卒業生以外(高卒認定試験合格者・外国の学校・専修学校高等課程など)の受験者にも「高校コード」が割り振られている。高校コード表はDNCのHPにてPDFで公開されている[2]。
脚注
編集外部リンク
編集- 独立行政法人 大学入試センター
- 大学入試センター (@dnc_japan) - X(旧Twitter)