宝慶寺
宝慶寺(ほうきょうじ)は、福井県大野市にある曹洞宗の寺院。弘長元年(1261年)、道元を慕って宗より来日した寂円禅師(じゃくえんぜんし)によって、道元の寂滅後に開山された。曹洞宗における第二道場。永平寺の奥の院、とも言われる。寺宝の道元禅師(曹洞宗の開祖)肖像画は県指定文化財。
宝慶寺 | |
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所在地 | 福井県大野市宝慶寺1-2 |
位置 | 北緯35度55分03.9秒 東経136度27分52.3秒 / 北緯35.917750度 東経136.464528度座標: 北緯35度55分03.9秒 東経136度27分52.3秒 / 北緯35.917750度 東経136.464528度 |
山号 | 久遠山 |
宗派 | 曹洞宗 |
創建年 | 弘長元年(1261年) |
開山 | 寂円 |
法人番号 | 2210005005707 |
歴史
編集大野市街から西南に約10キロメートル、清滝川の上流に位置する、うっそうと茂る杉木立に囲まれた[1]曹洞宗の古刹。中国宋時代の高僧、寂円が永平寺の開祖道元禅師を慕い来日、弘安元年(1278年)に開いた大本山永平寺に次ぐ曹洞宗第二道場とされる。道元禅師図像など多数の県指定文化財を保有。座禅体験もできる。田中眞海(しんかい)老師が住職をつとめていた。