孕石元政
孕石 元政(はらみいし もとまさ、寛永5年(1628年) - 元禄14年2月2日(1701年3月11日))は、江戸時代初期の武士。土佐藩中老、のち家老。別名頼母、小右衛門とも称す。孕石元成の孫。
来歴
編集孕石正元の子として生まれる。承応3年(1654年)父正元の家督を相続し、明暦2年(1656年)近習家老となる。その後生駒木工とともに野中兼山の失脚を画策し、寛文3年(1663年)7月に深尾出羽を通じて藩主山内忠豊に上申書を呈す。兼山失脚ののち藩政改革を断行し、家老となる。元禄14年(1701年)歿す。家督は元矩が継いだ。
家族
編集参考文献
編集- 『孕石家家記』孕石元政著
- 『御侍中先祖書系圖牒』高知県立図書館寄託文書、1826年。