大野典宏
日本のライター・翻訳家
大野 典宏(おおの のりひろ、1964年10月12日 - )は、日本のライター、翻訳家。
日本推理作家協会会員[1]、宇宙作家クラブ会員、日本SF作家クラブ会員。テラ・ファンタスティカ社(ロシア)日本代理人。SF Prologue Wave編集部員。
2025年現在、日本SF作家クラブの会員名簿に名前はない。
来歴・人物
編集愛知県出身。
専門出版社に勤務するかたわら、執筆活動を開始。主な活動は、ロシアSFの紹介と翻訳、コンピュータサイエンスや計算機工学の解説原稿などの執筆、武道や格闘技関係書籍の企画・取材・執筆など。2009年に独立。
2007年から故・深見弾の著作権管理人になり、深見の翻訳本の改訳を行っている。
1999年度、遍歴者賞小賞受賞(ロシアのSF大賞)。2009年度遍歴者賞「世界の融合者」部門受賞。
共著
編集翻訳
編集- 『地獄から来た青年』(ストルガツキイ兄弟、深見弾訳(深見死去のため、未完成の訳稿を大野典宏・大山博が完成)、群像社) 1994
- 『宇宙飛行士ピルクス物語』(スタニスワフ・レム、深見弾訳を改訳(深見名義のまま)、ハヤカワ文庫) 2008
- 『泰平ヨンの航星日記』(スタニスワフ・レム、深見弾訳を改訳(共訳名義)、早川書房、ハヤカワ文庫) 2009
- 『世界武道格闘技大百科』(クリス・クルデリ、川成洋+フル・コム(大野の別名義)共訳、東邦出版) 2010
- 『ストーカー』(ストルガツキイ兄弟、深見弾訳を改訳(深見名義のまま) 、ハヤカワ文庫) 2014.9
- 『泰平ヨンの未来学会議』(スタニスワフ・レム、深見弾訳を改訳(共訳名義)、早川書房、ハヤカワ文庫) 2015
- 『怪奇文学大山脈 西洋近代名作選 1 (19世紀再興篇)』(荒俣宏編纂、共訳、東京創元社) 2015