大神己井
大神 己井(おおみわ の みい)は、平安時代前期の官人。姓は神直のち大神朝臣、大神宿禰。官位は外従五位下・伊予権掾。
時代 | 平安時代前期 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 外従五位下・伊予権掾 |
主君 | 文徳天皇→清和天皇→陽成天皇 |
氏族 | 神直→大神朝臣→宿禰 |
経歴
編集承和5年(836年)に渡唐した遣唐使の随行員であった円仁が記した『入唐求法巡礼行記』にも名前が見え、早い時期から唐との貿易に熱心だった。
仁寿4年(854年)一族の虎主・木並と共に神直姓から大神朝臣姓に改姓する(この時の位階は大初位下)。
のち宿禰姓に改姓。貞観16年(874年)に香料や薬品を購入するために唐家へ遣わされる(この時の官位は伊予権掾正六位上)。元慶3年(879年)に外従五位下に至る。
官歴
編集『六国史』による。