大森赤十字病院
東京都大田区にある医療機関
大森赤十字病院(おおもりせきじゅうじびょういん)は、東京都大田区中央にある医療機関。日本赤十字社東京都支部が設置する病院である。武蔵野赤十字病院に次いで、東京都支部2ヶ所目の病院として、1953年7月に開設された[注釈 1]。早くからがん対策に力を入れ、胃がんの早期発見のための検診車導入などを手がけてきた[1]。2010年5月7日に新病棟(第1期工事完了)に移転し、2011年10月11日に新病棟(大森赤十字病院第2期工事完了)が全面開院した[2]。新病棟の病床数は344床[3]。2023年4月より患者向けフリーWi-Fiの提供を開始。2023年10月より病院ブログ「大森赤十字病院ヘルスケア・エッセンス」が公開。健康に関する有益な情報が掲載されており、好評を博している。
大森赤十字病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 日本赤十字社東京都支部 大森赤十字病院 |
英語名称 | Omori Red Cross Hospital |
前身 | 日本赤十字社東京支部大森診療所 |
標榜診療科 |
内科 呼吸器内科 消化器内科 循環器内科 神経内科 血液内科 糖尿病・内分泌内科 外科 呼吸器外科 脳神経外科 整形外科 麻酔科 精神科 小児科 皮膚科 泌尿器科 産科 婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 |
許可病床数 |
344床 一般病床:344床 |
機能評価 | 一般200床以上500床未満:Ver5.0 |
開設者 | 日本赤十字社東京都支部 |
管理者 | 橋口 陽二郎(病院長) |
開設年月日 | 1953年7月 |
所在地 |
〒143-8527 東京都大田区中央四丁目30番1号 |
位置 | 北緯35度34分45秒 東経139度43分3秒 / 北緯35.57917度 東経139.71750度 |
二次医療圏 | 区南部 |
PJ 医療機関 |
沿革
編集- で1946年(昭和21年)11月20日 - 大田区入新井町6-52大森公共職業安定所内に日本赤十字社東京支部大森診療所を設置。
- 1953年(昭和28年)7月 - 大森赤十字病院開院。これに伴い、7月19日付で日本赤十字社東京支部大森診療所を廃止。
- 1957年(昭和32年)5月 - 本館と病棟の新築工事が落成。病床数110床。
- 1961年(昭和36年)7月 - ガンセンター竣工。
- 1963年(昭和38年)12月 - 総合病院の承認を受ける。病床数301床[4]。
- 1964年(昭和39年)12月 - ガン検診車を整備[5]。
- 1969年(昭和44年)11月 - 新館竣工(地上5階地下1階建、6896.5m2)[6]。
- 1969年(昭和44年)11月4日 - 東京都大田血液センター(1971年4月1日に東京都大田赤十字血液センターと改称)(現:東京都赤十字血液センター大田出張所)、隣接地に新築された新社屋での業務を開始。
- 1985年(昭和60年)3月 - 1月に大田赤十字血液センターの移転新築工事が竣工したのにともない、隣接地を買収。
- 1993年(平成5年)4月 - 臨床研修病院に指定。
- 1999年(平成11年)4月 - 二次救急医療機関に指定。
- 2002年(平成14年)6月 - 大森医師会と地域医療連携協定を締結。
- 2002年(平成14年)7月 - 蒲田・田園調布医師会と地域連携協定を締結。
- 2003年(平成15年)7月 - 品川区医師会、荏原医師会との地域連携協定を締結。
- 2003年(平成15年)7月 - 病院創設50周年を迎える。
- 2005年(平成17年)3月28日 - 日本医療機能評価機構の認定を受ける(一般200床以上500床未満:Ver5.0)。
- 2010年(平成17年)5月7日 - 新病棟が開院(第1期工事完了)。
- 2011年(平成23年)10月11日 - 新病棟が全面開院(第2期工事完了)。
診療科
編集医療機関の指定等
編集交通アクセス
編集関連項目
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集参考文献
編集- 日本赤十字社東京都支部100周年記念誌編集委員会編集『人道ひとすじ 日本赤十字社東京都支部100周年記念誌』日本赤十字社、1989年。