大月さゆ
日本の女優
本記事に加筆する際は出典を忘れないでください。 |
大月 さゆ(おおつき さゆ、7月3日[1] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団雪組の娘役[2][3]。
おおつき さゆ 大月 さゆ | |
---|---|
生年月日 | 7月3日 |
出身地 | 日本 石川県能美市 |
身長 | 161cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2003年 - |
活動内容 |
2003年:宝塚歌劇団入団、雪組配属 2010年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
事務所 | グランアーツ |
公式サイト | 大月さゆ 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『凍てついた明日』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2001年、宝塚音楽学校入学。
2003年、宝塚歌劇団に89期生として入団。入団時の成績は35番[4]。月組公演「花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン」で初舞台[5][1]。その後、雪組に配属[5]。
2006年のバウ・ワークショップ「Young Bloods!!」でバウホール公演初ヒロイン[5][1]。続く朝海ひかる・舞風りらトップコンビ退団公演となる「堕天使の涙」で、新人公演初ヒロイン[6][5][1][7]。
2007年の「ノン ノン シュガー!!」でバウホール公演単独初ヒロイン[8][9]。続く水夏希・白羽ゆりトップコンビ大劇場お披露目となる「エリザベート」で、2度目の新人公演ヒロイン[10][5][1][7]。大役エリザベートを演じる[5]。続く「シルバー・ローズ・クロニクル」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初ヒロイン[11][12]。
2008年のバウ・ワークショップ「凍てついた明日」で、愛原実花とダブルキャストでバウホール公演ヒロイン[1]。
2010年4月25日、「ソルフェリーノの夜明け/Carnevale」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[7]。
退団後は舞台を中心に活動を続けている[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集- 2003年4 - 5月、月組『花の宝塚風土記(ふどき)』『シニョール ドン・ファン』(宝塚大劇場のみ)[5][1]
雪組時代
編集- 2003年8 - 12月、『Romance de Paris』『レ・コラージュ』
- 2004年1 - 2月、『送られなかった手紙』(バウホール・日本青年館) - エレーナ
- 2004年4 - 7月、『スサノオ』『タカラヅカ・グローリー!』
- 2004年11 - 2005年2月、『青い鳥を捜して』『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』
- 2005年4月、『さすらいの果てに』(バウホール) - クレア
- 2005年6 - 10月、『霧のミラノ』 - 新人公演:ミランダ(本役:愛耀子)『ワンダーランド』
- 2005年11 - 12月、『DAYTIME HUSTLER』(バウホール・日本青年館) - ミリー/メアリー・アン[5]
- 2006年2 - 5月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - 新人公演:ディアンヌ(本役:山科愛)
- 2006年7月、『Young Bloods!!-魔夏の吹雪-』(バウホール) - 小百合 バウWSヒロイン[5][1]
- 2006年9 - 12月、『堕天使の涙』 - イヴェット、新人公演:リリス(本役:舞風りら)『タランテラ!』 新人公演初ヒロイン[6][5][1][7]
- 2007年2 - 3月、『ノン ノン シュガー!!』(バウホール) - シェイラ/マライア バウヒロイン[8][9]
- 2007年5 - 8月、『エリザベート』 - 女官、新人公演:エリザベート(本役:白羽ゆり) 新人公演ヒロイン[10][5][1][7]
- 2007年10月、『シルバー・ローズ・クロニクル』(ドラマシティ・日本青年館) - アナベル(ローズ) 東上初ヒロイン[11][12]
- 2008年1 - 3月、『君を愛してる』 - セリメーヌ・ドビルパン、新人公演:ピエロ(本役:彩風咲奈)『ミロワール』
- 2008年5 - 6月、『凍てついた明日』(バウホール) - アニス・フラナガン[注釈 1]/ボニー・パーカー[注釈 1] バウWSヒロイン[1]
- 2008年8 - 11月、『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』 - 新人公演:シーナ(本役:山科愛)
- 2008年12 - 2009年1月、『カラマーゾフの兄弟』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - カテリーナ・イワーノヴナ
- 2009年3 - 5月、『風の錦絵』『ZORRO 仮面のメサイア』 - エレナ、新人公演:カタリーナ(本役:一原けい)[7]
- 2009年7 - 10月、『ロシアン・ブルー』 - ロビン・スペンサー、新人公演:デボラ・チャップマン(本役:天勢いづる)『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』
- 2009年11 - 12月、『雪景色』(バウホール・日本青年館) - 浪江/お静/柚木
- 2010年2 - 4月、『ソルフェリーノの夜明け』 - マリアン『Carnevale(カルネヴァーレ)睡夢(すいむ)』 退団公演[7]
出演イベント
編集- 2003年6月、TCAスペシャル2003『ディア・グランド・シアター』
- 2003年9月、『レビュー記念日』
- 2003年10月、樹里咲穂コンサート『JUBIEE-S』[5][7]
- 2005年1月、逸翁デー『タカラヅカ・ホームカミング』
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2006年8月、『雪組エンカレッジ・コンサート』
- 2006年10月、第47回『宝塚舞踊会』
- 2007年1月、『清く正しく美しく』
- 2009年1月、彩吹真央ディナーショー『Love Letter』
- 2009年6月、第1回『マグノリアコンサート・ドゥ・タカラヅカ』
- 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
- 2010年3月、彩吹真央ディナーショー『Thank you』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台
編集- 2010年9月、『流れる雲よ〜未来から愛を込めて〜』(全労済ホールスペース・ゼロ)井出智恵子
- 2010年10月、『源氏物語×大黒摩季songs〜ボクは、十二単に恋をする〜』(銀河劇場)夕顔
- 2011年5月、『MITSUKO〜愛は国境を越えて〜』小百合
- 2011年7月、『L’espace du journal〜日記の空間〜』
- 2011年10月、『ニューヨークに行きたい!!』(帝国劇場)
- 2012年7月、『ルドルフ〜ザ・ラスト・キス〜』(帝国劇場)
- 2012年8月、『RE:落語的@empty space 文七元結 petit musical!』
- 2013年9月、『ロコへのバラード』アメリータ
- 2013年12月、『モンテ・クリスト伯』(日生劇場・梅田芸術劇場・愛知県芸術劇場大ホール・キャナルシティ劇場)
- 2014年10月、『I LOVE YOU, YOU'RE PERFECT, NOW CHANGE』(日暮里d-倉庫)
- 2015年4月、『DEATH NOTE』(日生劇場)
- 2016年1月、『DNA-SHARAKU』(新国立劇場中ホール・シアターBRAVA!・キャナルシティ劇場)
- 2016年5月、『シスター・アクト』(帝国劇場他)
- 2016年10月、『美少女戦士セーラームーン-Amour Eternal-』(AiiA 2.5 Theater Tokyo他) - ネヘレニア[13]
ドラマ
編集- 土曜ワイド劇場・おとり捜査官・北見志穂16 婚カツ美女連続殺人(2012年6月9日、テレビ朝日)
TV出演
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n こんな役もやります!/大月さゆ 日刊スポーツ。
- ^ a b c “大月 さゆ | グランアーツ”. グランアーツ | (2022年7月18日). 2023年10月2日閲覧。
- ^ a b 『宝塚おとめ 2009年度版』 阪急コミュニケーションズ、2009年、90頁。ISBN 978-4-484-09505-9。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 115.
- ^ a b c d e f g h i j k l The name of タカラジェンヌ II 雪組 大月さゆ きょうだい3人の名前を… 産経新聞ENAK。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 315.
- ^ a b c d e f g h enbublog. “彩吹真央 サヨナラレポート vol,1”. 宝塚ジャーナル. 2023年10月2日閲覧。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 240.
- ^ a b “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2023年10月2日閲覧。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 316.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 248.
- ^ a b “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2023年10月2日閲覧。
- ^ “「セラミュー」新作の全キャスト発表!外部戦士は汐月しゅう、藤岡沙也香ら続投”. ステージナタリー. (2016年6月14日) 2016年6月14日閲覧。
注釈
編集参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
編集- 大月さゆ 公式プロフィール
- 大月さゆ - Ameba Blog
- 大月さゆ (@sayu_otsuki) - X(旧Twitter)
- 大月さゆ (@sayuotsuki_official) - Instagram