大場藤五郎

日本の政治家。沼津市長

大場 藤五郎(おおば とうごろう、1869年6月20日明治2年5月11日[1][2]〉 - 没年不明[2])は、明治から昭和時代戦前の政治家公吏静岡県駿東郡沼津町長、沼津市長。

経歴

編集

静岡県出身[1]周智郡田方郡、駿東郡各書記を経て、1915年(大正4年)8月、沼津町長に就任[1]。1923年(大正12年)1月、病気のため辞職した[1]。同年11月、沼津市助役に就任し[1]、1926年(大正15年)2月、同市長に就任した[3]。任期中は沼津大火に見舞われ、目抜きの繁華街が一夜で焦土と化した[3]。1927年(昭和2年)3月、わずか1年で退任した[3]

親族

編集

脚注

編集
  1. ^ a b c d e 『大場藤五郎静岡県沼津市長ニ就任ノ件』 - 国立公文書館デジタルアーカイブ、大正15年2月25日。
  2. ^ a b 日外アソシエーツ 2022, 230頁.
  3. ^ a b c 歴代知事編纂会 1983, 363頁.
  4. ^ 人事興信所 1941, オ149頁.

参考文献

編集
  • 人事興信所 編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1070509 
  • 歴代知事編纂会 編集『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』 第2、歴代知事編纂会、1983年。 
  • 日外アソシエーツ 編集『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。ISBN 4816929304