夜の浜辺でひとり
『夜の浜辺でひとり』(よるのはまべでひとり、밤의 해변에서 혼자|밤의 해변에서 혼자)は、ホン・サンス監督・脚本による2017年の韓国のドラマ映画である。第67回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で上映され、銀熊賞 (女優賞)を受賞した。
夜の浜辺でひとり | |
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밤의 해변에서 혼자 | |
監督 | ホン・サンス |
脚本 | ホン・サンス |
製作 | ホン・サンス |
出演者 | キム・ミニ |
撮影 | パク・ホンニョル |
編集 | ハム・ソグォン |
製作会社 | Jeonwonsa Film Co. |
配給 | クレストインターナショナル |
公開 |
2017年2月16日 (BIFF) 2017年3月23日 2018年6月16日 |
上映時間 | 101分 |
製作国 | 韓国 |
言語 | 韓国語 |
ストーリー
編集女優のヨンヒ(キム・ミニ)は既婚男性との恋に疲れ、キャリアを捨ててドイツのハンブルクにやってきた。ハンブルクに暮らす女友達のジヨン(ソ・ヨンファ)と街を散策し、この外国の街に住む自分を夢想する。韓国から会いにくると言っていた恋人の言葉に期待しながら、今では半信半疑でいる。 そして時は流れ、帰国したヨンヒは東海岸の都市、江陵(カンヌン)を訪れる。先輩のジュニとの約束までの間、映画館を訪れると、昔馴染みのチョンウとミョンスに会う。飲みに行った先で、ヨンヒは皆から魅力的になったと言われる。焼酎とマッコリととめどない会話。どこか乱暴に振る舞うヨンヒを皆は温かく受け止め、ジュニは愛おし気に眺めている。友人たちと話すうちに、ヨンヒは女優復帰することを考え始める。ひとり、ホテル傍の浜辺を訪れ砂浜に横たわるヨンヒ。心配する声に顔を上げると、知り合いの映画スタッフがいる。彼らはヨンヒが付き合っていた映画監督サンウォン(ムン・ソングン)の次回作のロケハンをしていたという。