多治比占部
多治比 占部(たじひ の うらべ)は、奈良時代の貴族。姓は真人。官位は正四位下・摂津大夫。
時代 | 奈良時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 正四位下・摂津大夫 |
主君 | 元正天皇→聖武天皇→孝謙天皇 |
氏族 | 多治比真人 |
経歴
編集聖武朝に入り、神亀5年(728年)従五位上、天平4年(732年)宮内少輔に叙任される。その後、天平9年(737年)に藤原四兄弟が相次いで没し、橘諸兄が右大臣に昇って政権を握ると、天平11年(739年)正五位下、天平15年(743年)正五位上、天平18年(746年)従四位下、天平21年(749年)従四位上と聖武朝後半は順調に昇進を果たした。またこの間の天平19年(747年)には刑部卿に任ぜられている。
官歴
編集『続日本紀』による。